サマソニ08大阪二日目はやはりというか何というか、遅刻。昨日の反省を生かし、今日は桜島駅からシャトルバスに乗るコースを選択。二日目で人がバラけるせいもあってかなりスムーズに乗車。
まずは野外から。
【OCEAN STAGE】
12:05-
Joe Lean and the Jing Jang Jong陽気でノリがよくて楽しいアクトだった。オーシャン向きでいいね。
13:10-
OneRepublic予想以上に良かった!演奏、歌ともに安定感抜群。歌うまいな〜。そしてこの優しくてあたたかいサウンドが快晴の舞洲にすごく合う。びっくりしたのはRihannaのUmbrellaをカバーしたこと!ヒットしただけあって合唱になってたなあ。Apologizeはチェロが印象的。評判のよいYelleに移動する予定だったけど気持ちよすぎてそのまま最後まで見てしまう。
【DANCE STAGE】
13:25-
YelleOneRepublicのあとダッシュで移動して最後の1、2曲だけ。蒸し風呂ダンステントの中で客が踊る踊る。初見の人たちまで巻き込んであそこまで盛り上げられるのは本当にすごい。ルックス良し(本人も衣装も可愛い!)、キャラクター良し(アグレッシブで盛り上げ上手!)、楽曲良し(踊るしかない!)。最初から全部見たかった。
サウナ状態のDANCE STAGEから出ると外が天国のように涼しく感じられた。オアシスで休憩。ケバブサンド。店員の愛想がちょっと悪い。デザートに食べたシルクスノーアイス(マンゴーシロップ)がふわふわですごく美味しかった。
美しい草原を突き抜けるなだらかな坂道を上がるとSKY STAGE。

【SKY STAGE】
14:30-
Triviumさてここだけやたらヘヴィですが(笑)。雑食に、いろいろ見ましょうね。もうセットチェンジを見ているだけで異色。まずの剣のような「T」のロゴがステージのあちらこちらに登場。中央には要塞のようなドラムセット(おそらく今年出演するバンドの中でいちばんいかついであろう)。仰々しい音楽とともに、黒いTシャツにロン毛の兄貴たちが登場。ステージに向かって無数のメロイックサインがつき上がる。そしていきなり、マイスペで聴いたあの曲が…「キーリーステーゴーメン!」(笑)これ、予習しとかないと日本語って気づかないかも。私は思いっきり歌ったけど(そこだけ・笑)。ボーカルは新作の「将軍」Tシャツだし、何だかなあ(笑)。でもさすがに演奏はかっこよかった。「オレタチハ〜Trivium!」「アタマフレー!」のMCにTOOLのTシャツの女の子もMetallicaのマスパペTシャツの男の子もホルモンTシャツの男の子も華麗にヘドバン。もう少し見ていたかったけど、友人から「The Killsやりそう。しかもすごい人で規制かかりそう」との連絡が入り、途中で抜けてSONICへ向かう。ああ名残惜しいなあ、あのヘヴィな空間。
【SONIC STAGE】
16:05-
The KillsThe Verveへの移動を考えて、2階でまったり鑑賞。前日、機材トラブルのため東京でのライブをキャンセルしたと聞いていたけど、大阪では無事にやってくれて良かった!ダークな妖しい雰囲気の二人組による、ドロドロの音楽。最高。「ホワイトストライプス系」と聞いていたから電子音中心のサウンドに驚く。女版ジョイ・ディヴィジョンみたいでいい。しかし暗い照明のなかで座って聞いていると、徐々に睡魔が…
17:15-
Death Cab For CutieThe Killsが終わると驚くほど人が入れ替わったので、私も下のフロアに移動。まあThe Verve移動は何とかなるでしょう。選曲は最近の数枚のアルバムから。謙虚で優しそうな人たちだけど演奏は熱い。そして静かな曲はとことん美しく、深く。空気が澄んでいくような、冷たい水が体を潤すような心地よさだった。アコギのI Will Follow You into the Darkと、締めのTransatlanticismが良かった。
[セットリスト]
Bixby Canyon Bridge
The New Year
Why You'd Want To Live Here
Croocked Teeth
Long Division
Title and Registration
I Will Possess Your Heart
I Will Follow You Into The Dark
Cath...
Sound Of Settling
Soul Meets Body
Transatlanticism
【OCEAN STAGE】
18:05-
The Verveさあ今日のクライマックス!デスキャブ終了後メインステージへと人が走る走る!OCEAN STAGEに着くとちょうど音楽が変わりThe Verve登場。ベストタイミング!見よこの貫禄を。とにかくリチャード・アシュクロフトのオーラがすごい。この男一人で広い会場を全て飲み込んでしまう。選曲はほとんどUrban Hymnsから。おかげでこのアルバム一枚しか聴いていない新参者の私でも十分に楽しめた。後ろを振り向くと美しい夕日。最高。最高。なんか泣きたくなってきた。イントロが鳴り始めた瞬間ものすごい歓声が上がるBitter Sweet Symphonyで締め。本当はもう一曲やる予定で、最後はリチャードがキレていたようにも見えたけど、パフォーマンスは最高だったからもう何でもいい。あ、夢中になりすぎてて移動中に水買い足すのを忘れてた。
[セットリスト]
This Is Music
Sonnet
Space And Time
Sit & Wonder (new song)
Life's An Ocean
The Rolling People
The Drugs Don't Work
Lucky Man
Bitter Sweet Symphony

19:55-
The Prodigy意外?The Verveが終わると一気に人が引いていく。どうやらピストルズを見る人が予想以上に多いらしい。プロディジーみたいな音楽ってまだ日本のフェスではウケが悪いんだろうか。ともかく動きやすくなったので、セットチェンジの間に水を買い足し戦闘準備完了。空がすっかり暗くなったところでThe Prodigy。最初から最後までひたすら突っ走る、攻めて攻めて攻めまくりのセット。どれぐらい人が入ってたかわからないけれど前方は全員踊り狂ってた。時間が過ぎるのがこんなに早く感じたライブは他にない。疲れたけど最高に楽しい。
ここでも昨日の反省を生かして、人が流れ始める直前に人ごみをかき分けてササッと退場。今日は花火がなぜか上がらなかった。オアシスで休みつつ、ピストルズやPendulumを見ているはずの友人たちを待つ。モニターには終演後のOCEAN STAGE。
帰りのバスもスムーズ。初日から素直に行き帰りバスを使っても良かったかも。バスの窓から眺める夜景、ユニバーサル・シティウォークのヤシの木、まだ開いている店でごはんを食べていく人たち、電車を乗り換えるたびに徐々に減っていくリストバンドをつけた人たち…。何もかもがいとおしい。夢のような二日間だった。
[おまけ:情景]
posted by きょん at 23:54| 大阪 ☀|
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