2006年07月19日

Guns N' Roses / Appetite For Destruction

Appetite For Destruction.jpg

雨というのは不思議です。気分次第で全くちがって感じられるものです。鬱陶しかったり、心を洗い流すように優しかったり。雨粒があたたかく穏やかに感じられるときは、……なんてのは最近ずっと聴いていたThom Yorkeの新作について書くべきことなんですが、そろそろしびれが切れてきて早く太陽出て来ーい!と叫びたくなりました。うるさくて暑苦しくて汗臭い音楽が聴きたくなりました。

で、昨日あたりから久々に取り出して聴いているのがこれです。

イントロだけで「うおおー」と踊り狂いたくなる超有名な1曲目は友人のカラオケ十八番です。「しゃななな」の途中で店員が入ってきたことはこのブログでも書きました。きっと私はこの曲を聴くたびにあの日のことを思い出すのです。

全然まともなレビューになってませんが、今日はテストがあってしかもそのテストというのが15分で終わっちゃうくらいの拍子抜けな内容だったので許してください。眠い目こすりながらギリギリまで電車の中で中世スペイン語と格闘していたあの数十分は一体。そら「しゃななな」聴きたくなっても仕方が無いです。

ガンズの皆さんは来ませんけどいよいよ今週末から加齢臭フェス(←こら)、次週はフジ、8月サマソニという具合にロックフェスシーズン本番です。太陽ギラギラ汗ダラダラ、革ジャン着て髪を振り乱し甲高い声でシャウト。ロックと聞いて想像する典型のような暑苦しい音楽。つい最近アクセルさんが逮捕されたんでしたっけ?そんな荒れっぷりもロック(これはあまりよろしくありませんが)。

ロックはやっぱりワイルドでなくちゃ、と思わせてくれる1枚です。今聴いても十分かっこいい。


※追記 7/20
タグ:Guns n' Roses
posted by きょん at 23:40| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(2) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

Thom Yorke / The Eraser

Eraser.jpg


もうあちこちでレビューされているとおり、これはRADIOHEADというバンドに所属するThom Yorkeという人物がバンドから切り離されて一人で自由に作った、その言葉どおりの音楽です。同じような精神・空気を持ちながらもRADIOHEADほどの緊迫感や冷酷さ・攻撃性はありません。もう少しリラックスしてのびのび泳ぎ回っている感じ。優しい霧雨に撫でられているようなしっとり系の心地よさ。

ところで私にとって殿堂入りのバンドNINE INCH NAILSとRADIOHEAD、この二つって一見全く似ていないようで実はファン層が微妙にかぶってるんじゃないか、と私は思っています。で、ややマニアックではありますが、Thom Yorkeのこの作品はNINでいうところの「Still」っぽいなーと、これまた勝手に考えています。何となく。

私はこういう音楽が好き。たまらなく好き。本格的な夏の日差しが目覚める前のこの時期に、静かなメランコリーに浸るのも悪くない、そんなあなたにこの1枚。私のお気に入りは最初の3曲The Eraser、Analyse、The Clockと最後のCymbal Rushです。

タグ:Radiohead NIN
posted by きょん at 22:34| 大阪 ☔| Comment(14) | TrackBack(7) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

Muse / Black Holes And Revelations

Black Holes And Revelations.jpg

えー、すごいです。すんごいことになってます。まとまらないので聴いたまんまの感想を書きます(もともとレビューなんてものを書いてたわけでもないけど)。

もう「なんじゃこりゃー!」だらけ。以前から薄々思っていたけど今作で確信に変わりました、MUSEはやはり変です(笑)。流行と関係ないところを歩いているというか、時代を逆行しているというか。今時の若者がなんでこんな仰々しい宇宙オペラロックをやってるんでしょう。とことん我が道突っ走ってくれてます。

スターウォーズ並みの荘厳な幕開けTake A Bowで私の中では早くも名盤決定。それから妖しいディスコビートにニューウェーブもどき、フラメンコギター、ハードロックなどなど何でもあり。個人的に今作一番の「なんじゃこりゃー!」はAssassinだったのですが、あれは一体何なんですか(笑)。いつにも増してドミニク君が叩きまくってます。

サウンドとしては今までにないいろんなアプローチがとられていますが、「ミューズ節」はそのままどころかさらに濃度を増しています。いわゆる「過剰の美学」全開です。あと、歌詞は今作がいちばん好きです、私は。


ついでに、こちらはMuse最新セットリスト(2006.6.28)。
http://www.barks.jp/news/?id=1000025047
これを見てサマソニ対策たてましょう〜!仰々しい音楽万歳。


某掲示板より
タグ:Muse
posted by きょん at 23:37| 大阪 ☀| Comment(10) | TrackBack(2) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

Wolfmother / Wolfmother

WolfmotherWolfmother
Wolfmother

by G-Tools



オーストラリア好きの友人に薦められた1枚です。

プログレ野菜とハード・ロック肉を年季の入ったガレージ鍋にぶちこみ、サイケのワインを振りかけてフランベしたらこんなものが出来上がりました。いろんな要素がごちゃ混ぜなのに不思議とまとまっています。蔓延するリバイバル勢の中では明らかに異色です。なんで今時こんな音楽やってんの、ていうかこれほんとに2006年発売なの、ウン十年前に埋めたタイムカプセルから出てきたんじゃないの、と突っ込みたくなるほどの原始人サウンド。なのに妙に男前。

The White StripesやThe Raconteurs、Led Zeppelinが好きな人にぜひお薦めしたいバンドです。フジに参加する方はぜひチェックしてみてください。


ツェッペリンと続けて聴いても全く違和感がない(笑)

MySpaceでも試聴可能↓
http://www.myspace.com/wolfmother
タグ:Wolfmother
posted by きょん at 21:52| 大阪 | Comment(5) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月10日

Nine Inch Nails / Still

Still.jpg

全てを破壊するようなあのノイズはどこにもありません。インスト中心のとても静かな作品で、サウンドの軸になっているのはピアノ。

とめどなく流れる穏やかな旋律が、とても悲しい。砕け散ったガラスの破片を一つ一つ素手で拾い集めているような音。叫ぶよりも、涙を流すよりも、もっともっと悲しい感情表現がここにあります。

NINの繊細な面が好きな人はぜひ聴いてください。最新のテクノロジーや高度な演奏テクニック、そんなものに頼らなくたってこの人は十分にアーティストなのです。


※"Still"の詳細
タグ:NIN
posted by きょん at 23:23| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

Spiritualized / Ladies & Gentlemen, We Are Floating In Space

Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space
Spiritualized
B000024B0E



タイトル長いって!!(笑)

同じく音楽好きの友人と「サイケって何」という話になって、「んじゃこんなの聴いてみる?」とポイっと渡されたのがコレ(邦題『宇宙遊泳』)です。「ドラッグで頭がボワ〜っとなってどこかへ飛んでいきそうになる感覚」を音にしたらどうなるのか。実際に体験するわけにはいかないものを音楽で疑似体験できるとすれば、このアルバムにはそんな音が含まれています。

マイブラほど「脳みそから何かがあふれちゃってる」状態にはなりません。もうちょっと健康的な清々しさがあります。視界がにじむようなノイズと、浮遊感のあるメロディーと、夢を見ているかのような壮大なオーケストラと。宇宙まで飛べそうなスケールの大きさをもちながら、隅々まで気を配って作りこまれた丁寧なサウンドがとっても美しいです。

Listen.jpで調べてみると「このアーティストも好きかも」のところに(Spacemen 3はよいとして)Sigur Ros, My Bloody Valentine, Radioheadとありました……そりゃ気に入らないはずがありません。ここの解説を読んでいると他の作品もすごそうです。

甘くてせつなくて仰々しくて芸術的な音楽が聴きたい人におすすめします。クラシックが好きな人にも良いかも。

本日の行動
タグ:Spiritualized
posted by きょん at 23:57| 大阪 | Comment(6) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

Tool / 10,000 Days

10,000 Days
Tool
B000EULJLU




すんごいバンドだというのはわかってたけど、今回の新作&サマソニ効果でここまで注目が集まるもんだとは予想外でした(本国アメリカはともかくとして)。こんな「重い・暗い・うるさい・長い・難解」という、大衆を遠ざける要素満点の闇の音楽が、今世界で売れまくってるんですよ。すごいですね。
(※全米では1週目にして56万枚だそうです。当然1位です。化け物です)

一歩前に出てきたな、と感じました。Toolにしては珍しく即効性があります。それでも決してわかりやすくなったわけではありません。前作Lateralusまでは、目の前に深い霧と底の見えない沼が広がっていて、足を踏み入れると気づかぬうちに徐々に飲み込まれていくような感じでしたが、今作はプレイボタンを押すなりいきなり腕をぐいっとつかまれ、突風吹き荒れる闇の底にひきずりこまれるような勢いがあります。

真っ黒な、とてつもなく巨大な台風。その目の隙間からときおり空が見え、一瞬の静寂が訪れることもあるでしょう。しかしふたたび襲う、大地を揺るがすほどの暴風雨。荒れ狂う景色に一体どうなってしまうんだろうという不安と、いっそこのままさらわれてしまいたいという一種の快感とが入り混じった感覚。そういえば実際T4 "10,000 Days"には雨・風・雷の音が使われていますよね。このタイトルトラックとT8 "Rosetta Stoned"が素晴らしすぎるんです…。歌詞と楽曲のからみがまたいいんだ。

誰も合唱なんてしないかもしれないけど、サマソニで叫びたいです、

"It's time now. My time now.
Give me my, Give me my wings!!"


閉ざされた闇の深遠から響く、魂の叫び。救いを求める叫び。
黒くうずまく空へと吸い込まれていく自分の声に、半ば絶望しながらも。
誰かに届くことを祈って。
タグ:tool
posted by きょん at 00:58| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月07日

Hoobastank / Every Man For Himself

Every Man for Himself
Hoobastank
B000EXO9YG



邦題の『欲望』っていうのがどうも気に入らない(笑)。それは置いといて、出ました出ました、2nd "The Reason"の大ヒットですっかりアメリカン・ロックのメインストリームに駆け上ったHoobastankの3rdアルバムです。ラウドな曲が減って全体的に落ち着いたというか、「大人」になってます。単におとなしくなったのではなくて、サウンドの幅は確実に広がっているのが成長の証。

個人的にはHoobastankのラウドさが好きだったので「バラードが多い」との前評判でかなり不安になっていましたし、実際聴いてみても「ちょっと落ち着きすぎちゃったかなぁ」とも思いました。笛とかホーン系の楽器を取り入れたり、自分たちの幅を広げるためにいろんなことに挑戦しているのは良いのですが、まだ「取り入れる」段階であって完全に「Hoobastankのサウンド」として機能していないのが惜しいところ。

でもこれも彼らにとって必要なステップなんでしょう。このアルバム、おとなしくなったように見えて実は彼らにとっては賭けに出たともいえる意欲作ですよ。今まで支持されてきた彼らの基本の音は、安心して聴ける良いメロディーと激しさの同居だったわけですが、今回は激しさのほうを捨てたわけですから。売れすぎたThe Reasonへのアンチともいえます(それは言いすぎ?)。私はこういうほうが好きですよ。売れたからといって同じ手を使わない姿勢、現状に満足せずさらに上を目指し、少々不器用でも新しいことに挑戦しようとする彼らの勇気、私はあたたかく受け止めようと思います。この3rdを踏み台にして次作で化けたらいいなぁという気持ちで。

とは言ってもこのアルバム、明らかに一発ドカーン系ではなくスルメ系なので、聴きこむうちにまた違った面が見えるかもしれません。何にしてもT2 "Born To Lead"なんかはノリノリで踊れるし、サマソニで一発目に持ってくると盛り上がるんじゃないでしょうか。私は踊りますよ!!T7 "If I Were You"やT12 "If Only"などのバラードも彼ららしい良い曲。8月が楽しみです。
posted by きょん at 23:30| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(2) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

Massive Attack / 100th Window

100th Window
Massive Attack
B00007KK7V


寝る前そして朝の目覚めに、最近BGMとしてコレとMezzanineを聴きまくっています。どこまでも沈んでいける、濃い霧のような深いサウンドがたまらなく心地いいんです。春になったというのに。花は咲き乱れ風はこんなに爽やかなのに。まあいいのです。

Mezzanineに比べるといくぶん「歌」は影をひそめ、いっそう濃い霧の奥深く、言ってしまえばさらに暗く冷たく大衆を遠ざける音になっています。しかしこの霧の水滴の一粒一粒はじわじわと体に浸透していつのまにか自分もその一部と化してしまうような魔力を持っています。電気を消してリラックスして、音の波を漂うように聴き入りましょう。潜在意識の海へと、深く深く沈みゆく音。
タグ:Massive Attack
posted by きょん at 23:55| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月14日

The Vines / Vision Valley

Vision Valley
The Vines
B000EMGJJU



長い沈黙を経て復活の3rdアルバム。短い。短い。ほとんどの曲が2〜3分で、え、もう次の曲?え、もうここまで進んだの?え、終わったの?という具合にあっという間に過ぎ去ってしまいます。その短さのせいもあり、1stほどの衝撃はありませんし完成度では2ndに劣るかもしれません。真っ黒なジャケットのとおり派手さにも欠けます。しかし今の彼らにそんなもの求めてはいけません。復活の第1歩としてはこれでいいと思うのです。

クレイグの虚ろな歌と叫びは健在です。相変わらずのヴァインズサウンドに関しては何もいうことはありませんし、ラストのSpaceshipの壮大さは成長の芽が見えるようで、次のアルバムを期待させてくれます。

闇のような数年間を越えてようやく立ち上がり、辺りを見渡し、そこにいる自分を認識する。ボロボロだけど、生きている自分。かろうじて立っている自分。そしてやっとつぶやいた言葉、発した声。


僕は葡萄の蔓(Vine)
ねじれまくり 擦り切れながら 
光を求めてるんだ
四方八方で
 ("Anysound"より)


それが彼らのありのままの姿。その声を聞かせてくれたこと、帰ってきてくれたことを素直に嬉しく思います。やっぱりこの音この声このメロディー、好きです。おかえりヴァインズ。
タグ:The Vines
posted by きょん at 23:49| 大阪 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

Swing Out Sister / Somewhere Deep In The Night

Somewhere Deep in the Night
Swing out Sister
B00005YU9A



久々に聴いてみたらすごくすごく良かった1枚。

一体何のジャンルに属するのか、こういう音楽には詳しくないのでよくわかりませんが、Listen Japanで調べてみたらAORとかアダルト・オルタナティヴとかジャズ・ロックとか書かれていました。まだ何だかよくわかりませんね。まあ「大人」な音楽であることは確かです。ジャズやソウルっぽいコーラスが入っているせいでしょう、とってもオシャレで解放的。

シングルカット出来る曲満載のベスト盤のような、ポップでキャッチーな感じではないです。あくまでも雰囲気重視で、1枚で通して聴く、むしろBGMとしてかけっぱなしにしておくようなタイプのアルバムです。

雰囲気のあるジャズは夜のイメージですしアルバムタイトルもそうですが、私にはこの音楽、とってもキラキラしていて瑞々しく聞こえます(もちろん夜にもピッタリです)。季節のせいかもしれませんね。気温の上昇とともに鬱な音楽はだんだん影を潜めてきて、こういう解放感のある音楽がフィットするようになってきました。

春風、新緑、太陽の光。プラスのエネルギー大放出。窓を開けて部屋中に新鮮な空気をとりこみたくなります。爽やかで心地よくて、洗練された大人の音楽。
posted by きょん at 23:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

Muse / Absolution

Absolution
Muse
B0001LJC2K


やっばいなあ。これは危険。

1st、2ndはずいぶん前から聴いてたんだけど数日前にようやく買ったこの3rdがいちばん強烈。良いアルバムとかはまるアルバムって1曲目の初めを聴いただけで「コレだ!」って直感でわかることがありますよね。これはまさに、まさにそれです。

数秒のT1に続くT2、ピアノとドラムの重厚なイントロからあの独特のうねる声で♪declare〜〜 this an emergencyぃぃぃ〜〜♪ときて、重苦しいほど悲劇的なメロディーで♪this is the end〜〜 this is the end〜〜 of the world〜〜〜〜!!♪
その救いようのなさといったらサラサーテのツィゴイネルワイゼンなみ(変なたとえですみません)。タイトルがApocalypse Pleaseなんだから仕方ないですね(笑)最高です。この衝撃。出来すぎのオープニング。

そしてやっぱりいちばん危険なのはT5 "Stockholm Syndrome"でしょう。
相変わらずドラマチックなMuse節と踊らせるグルーヴ。ライブで映えること間違いなし!

このアルバム聴いて思ったんですけど、Museってけっこうヘヴィだったんですねぇ(いまさらですが)。どっかで、Museはメタルと勘違いしてる人がいるときいたことがあるんですが、確かにT8 "Hysteria"なんかを聴いていると、ちょっとメタルっぽいかも…と思ってしまいます。それくらいヘヴィです。そこが良いんですが。流麗なピアノなどテクニックの面でもメタルファンにうけるかもしれませんね。

まあジャンルなんてどうでもいいです。はまる人はとことんはまる強烈な1枚です。完成度高いです。Muse節バリバリの重苦しい曲の合間に一息つくかのように優しい曲が挟まれていたり。それほど好きでない人にはMuseの曲はどれも同じように聞こえてしまうかもしれませんが、このアルバムは曲数が多いにも関わらず一気にぶっ通して聴ける勢いがあります。

これは愛聴盤になりそうです。ピアノの音って案外重厚なんですねー。ほんとに綺麗。クラシック好きにもすすめたいほど。
(アマゾンで試聴可能。上のジャケ画像からどうぞ!)


♪BGM: Muse / Absolution
タグ:Muse
posted by きょん at 01:01| 大阪 | Comment(4) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

Massive Attack / Mezzanine 

Mezzanine
Massive Attack
B000006045



前からずっと聴きたかったアーティスト。サマソニをきっかけにようやく予習しています。

いいですねー!こういう暗くて気だるくてとことんダウナーな音楽、好きですよ。追い詰められるような悲痛な暗さではなくて、癒やしさえ感じられる静かな暗さ。(でもT4なんかは暗黒オーラどよどよの妖しさ。そこがまたいいのですが)真っ暗な部屋で聴くと最高、体中の細胞に闇の粒子が行き渡りますよ。ささやくような女性ヴォーカルが印象的なT3は、シンプルさが目立ってとても綺麗。

何となくエキゾチックな妖しさが漂っているのもまた素敵。オトナな貴方にオススメしたい1枚です。

アマゾンで試聴できます。上のジャケ画像からどうぞ!
オフィシャルサイトは凝った作り!↓
http://www.massiveattack.co.uk/


♪BGM: Massive Attack / Mezzanine
タグ:Massive Attack
posted by きょん at 23:58| 大阪 | Comment(6) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

Dream Theater / Train Of Thought

Train of Thought
Dream Theater
B0000CDLA7



うわぁ。かっこいい。ダークでヘヴィ。賛否両論なのもうなずけます。Images And WordsやMetropolis Pt.2のイメージが強い人は面食らうでしょうね。かなりヘヴィでテクニカルな方向に進んでいるので。

私にとっては、ドリムシさんの中でも比較的なじみやすい音に感じました。音が新しい気がするんです。実際作品としても新しいんですけど。もともとイマドキのラウドミュージックを好んで聴いている私には、クラシックロックの古きよき音よりも今風の洗練された音のほうがすんなり入れます。このアルバムは「歌モノ」ではなくなってしまっているけどモダンでかっこいい。

物憂げなT5 "Vacant"で小休止を置いてからは圧巻ですよ。11分超のインストT6 "Stream Of Consiousness"はピアノやギターの泣きのフレーズが最高です。重い、せつない。現代社会に疑問をつきつけるT7 "In The Name Of God"は歌詞が迫り来る。たった7曲しか入っていないんだけどその一つ一つが重い。

Images And WordsやMetropolis Pt.2は大好きなんだけどやや正統派すぎるかなーなんて思ってたぐらいなので、これを聴いてDream Thaterは案外引き出しが多いんだなあ、と嬉しくなりました。でも受け付けない人は受け付けないんだろうなー、これは。歌が戻ってきた、と言われている最新作Octavariumもそのうち聴きたいです。


♪BGM: Dream Theater / Train Of Thought
posted by きょん at 15:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

The Vines / Highly Evolved

Highly Evolved
The Vines
B0000669JG


久しぶりに「俺たちロック!」って感じのを聴いたなぁと思ったのがこの前の記事でも書いたThe Vines。こっちの1stもとってもイイです。2ndに比べるとやっぱりデビュー作の青さがありますが、当時The Strokesだの何だのとガレージブームに火がつき始めた中でこの音はけっこう異質だったんじゃないでしょうか。

これは悩める若者が虚ろな目をして「どうしようもない葛藤」や「行き場のない怒り」を気だるい声で叫び吐き散らした音楽です。その辺に転がってる、ポップで踊れる系リバイバルとは違います。こうするしかなかった、吐き出さずにはいられなかった、そう聞こえます。

ストレスたまってきたぁー、それならT4"Sunshinin'"で「イヤアア〜〜!!」
考えても考えても光が見えない、ならT6"Get Free"で
「Save me from here〜〜〜〜ィィィイイイ〜〜!!!」
(♪Come here, come here, come here♪)
どうしようもなく追い詰められてきた、今にも押しつぶされそうだ、
それならT9 "In The Jungle"で再び「イヤアアアア〜〜!!!」
はー、スッキリ。

アコースティック寄りのしっとりした曲もしんみりして良いですよ。人はどうしてこうメランコリーに弱いんでしょうね。誰もが結局は寂しいってことなんでしょうか。T10 "Mary Jane"のピアノには、やられた。

これぞロック。かっこいいですね。
叫べ叫べ、若者よ!
かく言う私もまだまだ若者、か。

(アマゾンで試聴できます。いちばん上のジャケット画像をクリック!)

The Vines.jpg
こんなにピュアなルックスなのにねぇ…。裏返し??

♪BGM: The Vines / Highly Evolved
タグ:The Vines
posted by きょん at 22:28| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

The Vines / Winning Days

Winning Days.jpg

色鮮やかでセンスあるオシャレなジャケット、しかしスピーカーから流れてきたのは泥臭くて憂鬱な、男のロック。いい意味でのこの気だるさ、NIRVANAを思い浮かべてしまったんですけど。どうやらグランジの精神が入ってるようです、この人たち。

Evil is what you areなんていきなり歌い出されてまず「ごめんなさい」。そのあとアコースティックにThe winning days are goneと歌われてもう「参りました」。T11 "F.T.W."なんて歪んだギターがぎゃんぎゃん鳴ってて、気だるい声で♪C'mon f**k the world〜♪と連呼。しかもけっこう踊れるんですよこれが。

中ジャケの写真を見る限りではこんなにまっすぐな目の、少年のようなルックスなのに。こんなに荒んでていいんですか。それをサラーリ何気なく歌っちゃっていいんですか。純粋すぎてこうなってしまったんですか。実は強がってるんですか。まっすぐすぎる瞳の奥に、今にも壊れそうな繊細さが見えます。

憂鬱と虚無感の向こうに見える繊細な美しさは、Radioheadにも通じる気がします。かっこいいなー。かっこいいなー。もうすぐ新作が発売されるそうです!チェックせねば!


♪BGM: The Vines / Winning Days
タグ:The Vines
posted by きょん at 18:17| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

新人さんまとめ聴き!2006年1・2月

書くのが遅くなってしまったけど、気になっていた新人さんたちをさらっと聴きました。


Whatever People Say I Am...jpg
Arctic Monkeys / Whatever People Say I Am, That's What I'm Not

新人にしてはやたら貫禄ありますね。若くて青臭いのにすでに貫禄あるっていうのが奇妙。売れ筋のサウンドでもないのにあれだけ大プッシュされてるというのは、やはりそれなりの理由があるってことですね。「最近のUK新人」というともう正直飽きてきた感もあるのですが、このバンドはかっこいいと思いました。

何と言うか、「狙ってない」感じがするんですよね。すごく。(そりゃそうか、そもそも口コミで広がったのが始まりなんですから)何も考えずひたすらまっすぐな音なのにすごくロック的なひねくれ感がある。ひねくれた方向にまっすぐ進んでいるとでも言いましょうか。それがかっこいいです。勢いあっていい。ありすぎて怖いですね。
※試聴リンク↓
http://www.purevolume.com/arcticmonkeys



Clap Your Hands Say Yeah.jpg
Clap Your Hands Say Yeah / Clap Your Hands Say Yeah

おもしろいバンドですね。音がおもしろい。Arcade Fireが好きな人は気に入るんじゃないでしょうか。いい意味で力が抜けてて、何だか楽しい気分にさせてくれるサウンド。センスがいいのか悪いのかわからないキモカワイイジャケットは謎めいた妙に心地よい彼らの音楽をよく表しています。いいなー、このバンド。
※試聴リンク↓
http://www.myspace.com/clapyourhandssayyeah



El Presidente.jpg
El Presidente / El Presidente

MTVでPVを観ました。そして実は最近バイト先の有線でかかっているということに気がつきました。あー確かにこれは踊れますね。ものすごく「流行り」の音だなと感じました。音は違うんだけど、華やかで踊れるあたり、フランツと色合いは同じかな。個人的には声があんまり好きになれませんけど(笑)♪うぃーざぅちゅうっ!!♪

早くも来日が決まったようですよ。(早すぎやろ、これは…)
どうでもいいことですがこのバンド名はスペイン語ですよね(反応してしまうんです…)。
※試聴リンク↓
http://www.bmgjapan.com/elpresidente/track.php?item=6905
バンド公式サイトでも聴けます↓
http://www.el-presidente.co.uk/content.php



I Am Zero.jpg
Iko / I Am Zero

うーん、綺麗。吸い込まれそうなほど綺麗だけど個人的にはもう一押しほしい!!もう少し乱暴な音になってもいいのにな。ラウドって意味じゃなくて、もう少し危険な雰囲気に。そんなこと要求しちゃだめかなぁ。そういう音楽でもない気もするし。「何これ、この得体の知れないのは?」というぐらいが私は良いんですけど。女性ヴォーカルとは知りませんでした、この声がとっても心地いいんです。優しくて透明であたたかい音楽が聴きたい人はどうぞ!
※試聴リンク↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1434619



Speak Music.jpg
Ikaros / Speak Music

「スウェーデンのMew」とのあおり文句、これは聴かないわけにはいきません。聴いてみて、なるほどそう言いたくなる気持ちもわからないではない、と思いました。透明感ある神秘的なサウンドと高く突き抜ける美しいメロディ。Mewに比べるともう少し「宇宙」をイメージさせるようなタイプの音。ただアルバムを通して聴くとやや似たような曲が多くまだ荒削りな感じ。「Mew超え」はちょっと言いすぎですね。でも今後が楽しみなバンドのひとつ。とっても綺麗ですよ。Mew好きだったらツボにはまるかもしれませんね。北欧のメロディって独特のせつなさがあっていいですよねぇ。
※試聴リンク↓
http://www.purevolume.com/ikaros
http://www.myspace.com/ikaros



♪BGM: Dream Theater / Metropolis Pt.2 : Scenes From A Memory
posted by きょん at 23:56| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月14日

Riverside / Out Of Myself

Out Of Myself.jpg

ドリムシさんの虜とはいえ、ドリムシさんはあまりにも正統派な音なのでもう少し暗い感じのはないのかな、とネットで探していたらこの人たちに出会いました。初めてのお買い物@アマゾン。なぜならいつも利用しているタワレコに置いてなかったから。その理由何となくわかります。こういう音楽が大衆ウケするとは思えませんから。

暗鬱プログレ。こんなジャンル、メジャーになったらおかしいですよね。ややメタルっぽい要素はまだしも、どよどよに暗くて、そのうえインテリ・難解だなんて。でもそんなのにとらわれずとにかく聴いてほしいです。だって美しすぎるんです。

たとえるならば、誰も踏み入れない山奥にある、霧につつまれた深い深い湖。冷たく透明な水が体に染み渡って、ゆっくり沈んでいくような、静かな美しさ。攻撃性はそれほど強くなく、メタルと言ってしまうには少し違和感があるかも。ヴォーカルは割とクリーンで、メロディーも哀愁があって綺麗です。気だるく物悲しい歌モノから壮大なインストまで、個々の曲はもちろん全体の流れも素晴らしい!彼らの音楽は実にさりげなく浸透してくるので、なめてかかると光も見えないほど深い湖の底から出られなくなります。影が広がる…冷たさが染みてゆく…音が反響して体を包み込む……果てしない闇で満ちていく……ああ幸せ(笑)

それにしてもものすごく「雰囲気」のあるアルバム。落ち着いた大人向けの映画でも観ているような気分になります。曲の始まりや終わりに、人のざわめき、タバコに火をつけてフーッと息を吐く音、電話の呼び出し音、時計の音などが入っていて、情景が浮かんできます。

Maynard James Keenanに続き、個人的にはこのヴォーカルもかなり好きです。Mariusz Duda…何て読むんでしょう?ポーランド人の名前なんてわかんない………。


沈むように音楽に浸りたい人、聴いてください。
バンドの公式サイトでT7 "In Two Minds"がフルで試聴できます。↓
http://www.riverside.art.pl/eng/d_outofmyself.html
この曲はプログレ要素もなくとっても綺麗で聞きやすく、彼らの深く美しい影の世界を垣間見ることができます。

上のジャケにリンクを貼ったAmazonに加え(カスタマーレビューは参考になります)、HMVのサイトでもフルではないですが全曲試聴できます。↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1811084
私はT2のアルバムタイトル曲とT8 "The Curtain Falls"が特に好きです!でも全部いいです!捨て曲なし!昨年末に出たという2ndアルバムも気になりますね。


♪BGM: Riverside / Out Of Myself
タグ:RIVERSIDE
posted by きょん at 22:15| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

A Perfect Circle / Mer De Noms

Mer De Noms.jpg

声が好きなアーティストは?ってきかれると答えるの難しいんですけど、私はたぶんこのAPCの(そして本来はToolの)ヴォーカルである、メイナード・ジェームズ・キーナンみたいな声が好きかなぁと思います。ものすごくアクが強いってわけではないけど、独特の声ですよね。繊細な美しさと、太さ・強さ・暴力性の両方を持っているので綺麗なメロディーにも荒々しいシャウトにも合います。うねるような、妖しく「誘い込む」ヴォーカルです。

Thirteenth Stepに比べるとこのアルバムは若干完成度が落ちるかなーと思うのですが、APC独特の妖艶な闇世界は十分に感じとることができます。こういうのは夜に聴くと良いです。吸い込まれますよー飲み込まれますよー。最初はパッとしなくても、繰り返し聴いているうちにほんとに引きずり込まれます。影があって悲しくて、妖しくて美しい音楽が聴きたい人はどうぞ。

私はT1 "The Hollow"、T5 "Orestes"、 T6 "3 Libras"が好きです。あ、あとT9 "Renholder"なんかを聴いているとそのうち「あっち」の世界に連れて行かれそうで最高ですね。アルバムとしてはThirteenth Stepのほうが好きですけど。ギターのあの物悲しい旋律が大好きなので。

そういえば本家のToolはそろそろ再始動でしたっけ?こっちも気になりますねー。


♪BGM: A Perfect Circle / Mer De Noms
posted by きょん at 21:55| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Emerson, Lake & Palmar / Tarkus

Tarkus.jpg

変拍子とか凝った展開の音楽が好きだと言ったら、友達にコレを薦められました。名前だけは以前からきいたことがあったのですが。プログレなんですね、この人たちも。

芸術的。しびれました。1曲目のぐわわ〜って迫ってくるイントロから、突然ぐるぐるシンセ音の波。心の中で「ひょ〜〜!」と叫んでいました。(なぜ「ひょ〜」なのかはわからない)

これ結構ヘヴィですよ。とってもクラシカルな音のはずなのに、メタル好きにもウケそうな気さえします。なぜって、キーボードがめまぐるしくてヘヴィなんです。かなりかっこいいです。テクニカルな美しさを好む人にはおすすめです。

こういう人たちにとって「1曲の定義」って何なんでしょう。えっここで曲変わったの?っていうところにトラックの区切りがあるし、全部がつながっていて全部で大きな1曲のような構成になっています。こんなのきっとくだらない疑問なんでしょうね。そんなこと求めるのがそもそもおかしいんでしょうね。彼らにとってだけでなく、本来、音楽は限りなく自由なものであるはずです。きっと、出てくるままに音を鳴らしたらこうなった、というだけなのでしょう。

市場にあふれかえっている、単純な構成のポップミュージックのように、すでに用意された型の中に自分たちの音をはめこんでいくのではなく、何もないところから全てを組み立てたような、自由奔放な音楽。70年代にすでにこんなに自由で複雑な音楽が存在していたなんて。そもそもプログレが流行っていたなんて。恐ろしい時代ですね。

音楽サイトで検索してみて、やはり私はプログレが好きそうだと思いました。YesやGenesisも聴いてみよう……

HMVの同時購入、Pink Floydの狂気にKing Crimsonの「宮殿」、GenesisのFoxtrotって………うわわわわ。


♪BGM: Emerson, Lake & Palmer / Tarkus
posted by きょん at 00:34| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。