2010年12月05日

Luna Sea @Hollywood Palladium



LAにて初LUNA SEAライブ。中学〜高校生のときからもちろん彼らの存在は知っていたし、友達がカラオケで歌うのを見ながら、かっこいい曲だなぁなんて思っていたんだけど、はまったのはここ最近の話。

うまいんですねぇ、彼ら。めちゃくちゃかっこよかったです。会場の音響はあんまりバランスよくない気がしたけど(私の立ち位置のせいもあるかも)、パフォーマンス自体は良かったんじゃないでしょうか。RYUICHIの声の伸びること伸びること(どの曲だったか音外してたのは、やっぱ音響のせいなのかな?それ以外はすごく良かった)。バンドの結束力を感じたし、各メンバーがバランスを取りながら出るところは出て引くところは引く。勢いもあるけど、成熟した安定感がありました。

セットリストは数年前の復活?イベントとほぼ同じで代表曲一通りさらった感じ。LOVELESSのオープニングは相変わらず美しい。あとちらっと見たライブ映像で圧倒されてそこからはまった私にとっては、RA-SE-Nを聴けたのはすごく嬉しかったです。あの暗さ、シンプルながら大胆な曲構成、大好きだ!!本編最後のTONIGHTは、発表当初はあんまり好きじゃなかったけど、ライブだと映えますね。一番盛り上がっていたのはやはりROSIERです。でもgravityやSTORMあたりも歓声大きかったかな?gravityはこっちで人気がある気がするんです、こっちの友人(仕事の都合で来れず)も好きって言ってたし。あの世界観たまりません。

いいのあったから貼っとく。


MCは英語と日本語混ぜ混ぜ。がんばって練習したんだろうなぁと思われるRYUICHIの初めの挨拶が可愛らしかったです。素直な感じの英語で好感持てました。

客層はやっぱり日本人もそこそこいて(3割ぐらいかな?他のアジア人との区別が私はあまり得意じゃないんだけど)、でも現地の人も多かったです。カナダから来たという若い子のグループたちが近くにいて、SUGIZOがペットボトルの水を飲み干して投げると「I want that bottle!!」と叫んだり、終始ぎゃーぎゃー嬉しそうでした(私も水しぶきの洗礼だけ浴びさせていただきました、祝LUNA SEAファンデビュー)。あと近くにいたアメリカ人(男性)が95年のMOTHERの頃のツアーTシャツを来て、日本語にも関わらずほぼ全曲合唱、RYUICHIが「最高です!」と言えば「アッタリマエ!」と返すなど、昔日本に滞在してた頃にはまったのかなーなんて思いました。微笑ましかったです。

こっちで日本人アーティストのライブに行くなんて思いもしなかった。けど海外だからこそ可能な小さいハコで見れたのは貴重!あと私は邦楽アーティストのライブ経験が少ないし、けっこうこっちの人の自由なノリが好きなんで、好き勝手に踊れて楽しかったです。まだ曲が頭の中で回っている…


ありがと!


セットリスト(初心者なので表記とかいろいろ間違ってたらごめんなさい)
LUNA SEA @Hollywood Palladium, 12/04/2010

LOVELESS
Dejavu
SLAVE
END OF SORROW
TRUE BLUE
FACE TO FACE
gravity
RA-SE-N
Providence
GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
Drum solo
Drum/bass session
FATE
STORM
DESIRE
TIME IS DEAD
ROSIER
TONIGHT

[ENCORE]
I for you
IN MY DREAM
WISH

だいたいこんな感じだったと思います

あ、貼っつけた映像は私のじゃないです。こっちけっこうカメラ規制ゆるいです。持ち物チェックしてたけど、ボトルとか危険物だけ見てたような印象。私もカメラ持ってけば良かったかなあ。会場の写真ぐらい撮りたかったよう。


追記
ラベル:LUNA SEA
posted by きょん at 16:45| ロサンゼルス ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月25日

Massive Attack @The Wiltern, Los Angeles, CA

三日連続LA公演のうち(そのあと無料野外ミニライブまで決定したわけだけど)、私が行ったのは5月19日(水)。車で送り迎えしてくれた友人に超感謝!

まず会場なんですけど、LA近辺ではけっこう有名な会場で、なんと1931年に建設されたというなかなか伝統のある建物。中はアール・デコ仕様で壁や天井に凝った装飾が施してあり、古いながらも美しい!立地もメトロの駅目の前で良いです。コリアタウンど真ん中ですが、早い時間なら一人でウロウロしても平気です。

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左は会場周辺の様子。右は終演後にとった会場入り口。

この日は立ち見だったうえ早めに行って並んだので最前ブロックで見れました。会場入り口で並んでいるときに横にいた若い男性二人組がいかにも音楽ファンな会話をしていて聴いているだけで楽しかったです。出てくるアーティスト名が私の守備範囲とおんなじ…。NIN、シガロス、レディへ、etc.入ってからも一人参加の男性に話しかけられたんですけど、これまたNIN好きときて、さらにあのラストツアーのLA公演の一つ、それもThe Downward Spiral完全再現を見たというかなり羨ましい体験の持ち主でした。携帯で撮った写真まで見せてくれたし!マッシヴとは関係なくて申し訳ないですが、マッシヴのライブに行けば同じ趣味の人に会えるということがわかりました。笑

前座は二組。一組目はマッシヴの新作にゲストヴォーカルとして参加したMartina Topley-Birdさん。バックグラウンドは知らなかったんですけど、Trickyのアルバムにずっと参加してきた人だったんですね。独特のいい声ですよね。あ、もちろんこのあと本家マッシヴの部でも歌ってました。

もう一組は…なんていうんでしょう。ヒップホップ寄りの、でもあの暗さはやっぱりトリップホップなんですかね。ラップメインなんですけどメインストリームヒップホップの「オーイェー」ではなくて、トゲトゲしたラップの掛け合いがひたすら続く、真っ暗けな音楽で楽しかったです。まぁマッシヴ前座ですからね。

で、メインのマッシヴなんですが、今回はかなり政治色強かったですね。具体的に何が、というのはアリゾナの移民法の件以外よくわかりませんが(ってかそれがメインなのかもしれないが。「WHAT THE F**K ARIZONA!」ですし)、バックのスクリーンに映し出される引用の数々がデモクラシー!

ちょっと例を挙げてみますと、

None are more hopelessly enslaved than those who falsely believe they are free. -Goethe

Those who make peaceful revolution impossible will make violent revolution inevitable. -John F. Kennedy

Freedom is never voluntarily given by the oppressor; it must be demanded by the oppressed. -Martin Luther King, Jr.  

…和訳を書こうかと思いましたがうまい日本語にできず挫折(苦笑)。

まぁこんな感じで“Freedom”を訴える格言が次々とスクリーンに映し出され、マッシヴってやっぱロックなのかなぁなんて思ったりしました。(こういうところも後期のNINとかぶりますよねぇ)

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セットリストはよく覚えてませんがたぶん前日のと同じ(下参照)だいたい聴きたいのはやってくれたと思います。新作からはBabel、Girl I Love You、Psyche、Splitting the Atom、Atlas Air。Babelがドラムのせいでロック色強めでかっこよかったです。

こちらは誰かが撮ったGirl I Love You。


中盤のTeardropはアレンジがかなりちがっていて最初気づきませんでした。良かったですけど、やっぱり私はオリジナルのほうが好きだなぁ。あとMartinaさんの声そのものは好きなんですけど、TeardropにはやっぱりElizabethじゃないとなーなんて…。まぁTeardropがそんなんだったので、一番盛り上がったのはAngelでした。

これも貼っておきます。若干音割れてますけど、かっこいいですねー。


この映像でもわかると思いますがアメリカの客は案外おとなしかったです。マッシヴみたいな音楽だと、という条件つきではありますが。時々どこからともなく漂ってくるハッパの臭いだけが問題ですね…。毎度ながらこれだけは勘弁。でもマッシヴの客層はコア(でちょっと内向的)な音楽ファンが集まっていて同族のような安心感がありました。

そうそう、この日のアンコールのKarmacomaで、Daddy Gが出だしを間違えてやり直すというハプニングが。


相当突っ込まれてますね(笑)

で、この曲が最後だったという(笑)

でも最後ゲスト全員出てきてみんなで深々お辞儀していたのは微笑ましかったです。適当な感想文ですみませんが、最近日本語が劣化してるのでこの辺で。

※写真はすべて私が撮ったもの、映像はYouTubeにあったのを拝借。こっちは写真規制緩いですね。アーティストも気にしていない様子…


※これは5/18のセットリストですが、たぶん同じ。
United Snakes
Babel
Rising Son
Girl I Love You
Psyche
Future Proof
Invade Me
Teardrop
Mezzanine
Angel
Safe from Harm
Inertia Creeps

Encore:
Splitting the Atom
Unfinished Sympathy
Atlas Air
Karmacoma
ラベル:Massive Attack
posted by きょん at 14:25| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月12日

MUTEMATH @Club Nokia, Los Angeles, CA

また!間隔が開いてしまいました。すみません。

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MUTEMATHのライブに行ってきました!楽しかったー。終バスギリギリ!

やっぱり彼らは屋内がいいですね。セットリストは長いし、今回は若干ステージに仕掛けもあったし、VIPパッケージを買ったのもあって、一般より早く会場に入ることができ、かなり濃密親密な感じで見られました。会場はダウンタウンLAのど真ん中の、比較的新しいクラブみたいなところで、大きさは日本で言うとZeppの半分くらいだと思います。写真規制がゆるかったんで何枚か撮っちゃいました。携帯で。最前列・ダレンのドラムの目の前から!

曲は最新アルバムと前作からバランスよく。2枚しか出してないから当然ですが(笑)。The NerveとBackfireで幕開け、中盤から後半にかけてどんどん盛り上がっていきました。ポールは相変わらず声量がいまひとつなのですが、私のいた位置は音のバランスが悪かったのであまり正確なことは言えません。バルコニーエリアだとよく聞こえたかもしれませんね。しかしこのバンドの魅力はなんといっても屈強なリズムセクション!Plan B、Stare at the Sun〜Obsolete、あとBurden、この辺りは今回もかなり派手にやっていました。本編最後のBurdenは行く前からかなり期待してたんですが、ライブ映えしますね。アンコールも素晴らしかったです。客からResetコールが起こって実際演奏してくれたのでかなり盛り上がりました(もとから予定に入っていたみたいですが)。

あとこのライブが私は「海外にて小さいハコ初体験」だったんですけど、思ったよりずっとずっと客のマナーがよくて助かりました。最前列に陣取った時点で「アメリカだし…ロックのライブだし…」なんて重いながらいろいろ覚悟していたんですけど、全くその必要もなく。まぁMUTEMATHですからね。NINとMUSEのときは(スタンド席でしたが)ハッパくさくて参りました…。英語圏なので合唱率も高かったです。日本の皆さんもがんばってくださいね!The Nerveの"Set it on fire!"、Spotlightの"What do you say?"、Burdenの"I just can't hold it together"辺りは盛り上がりどころ。あとOddsとSpotlightの手拍子も忘れずに!(メンバーの指示も少しはありましたが、けっこう自然発生的に客から始まっていたのが素晴らしかった!)

総合的に見てもすごく良かったと思います。今回のライブ。初来日時の衝撃にかなうものはないですが、それはまぁまだ何も知らなかったからで。曲数が増えることで充実感が大幅に上がりましたし、サイケな大暴走をたっぷり堪能できて良かったです。

日本の皆さんももうすぐですね!楽しんできてください!


MUTEMATH 2009/10/10 @Club Nokia, Los Angeles, CA
Setlist:

The Nerve
Backfire
Chaos
Clipping
No Response
Plan B
Stare at the Sun
Obsolete
Electrify
Armistice
Odds
Noticed
Typical
Burden

-Encore-
Pins and Needles
Spotlight
Reset
Break the Same

(他の都市のを参考にしたのですが、中盤の曲順が怪しいです。あとYou Are Mineをどこかでやったはず…。中盤〜後半のどこか、Noticedの前後ぐらいだったと思います。)

【他の人が撮った素晴らしい写真はこちら】
ラベル:mutemath
posted by きょん at 10:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

Summer Sonic 2009 Osaka 三日目

【2009/08/09 Sun】

未知の三日目がやって来ました。大阪は朝から雨。体力的にも精神的にもかなーり、きつい。NINの後にもう一日なんて、無理でしょう…。でもまたまた根性で最初のアクトに間に合わせた自分に拍手。あんまり記憶になくて申し訳ないですけど、書きます。


【SONIC STAGE】
Delphic
良かったです!どうしよう!良かったのに、覚えていない!!!(大変ごめんなさい)

Little Boots
新人としては、の話ですが、キャラもいいしうまい。キラーチューンをけっこうもっていてフェスのインドアに合うアクトでした。

ここでごはん。
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その名も「ゆずとり丼」。さっぱりゆずポン味とオクラが美味しかったです。

【OCEAN STAGE】
The All-American Rejects
Placebo狙いでメインステージへ移動すると、The All-American Rejectsが演奏していました。ボーカルの人…あんなドロドロ汚らしい感じだったっけ?(大変失礼)あのよくラジオで流れてた曲はこの人たちだったのね。

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大阪メインステージの様子。怪しい雲行き。この辺りから雨が降り出す。サマソニ初のレインコート武装を経験。

Placebo
私にとってはこの日唯一とも言えるお目当てだったんですが、Kitty Litterの一曲をやったと思ったら奥に引っ込んでしまい、「ボーカルのブライアンが体調不良のため、10分ほど休憩をとります」とか何とかアナウンス。嫌な予感。5分もしないうちにメンバーが出てきて「ごめんよ、今日はプレイできないよ」と。その後日本語でも中止のアナウンスが入りました。非常に残念。頭痛がひどいとか言ってたかな。瞬間、「ホラーズ行かな!」とソニックへダッシュ。雨が強くなってくる。

【SONIC STAGE】
The Horrors
おかげで最初から最後まで全部見れました、ホラーズ。雨でどんどん人がソニックになだれこみ、規制かかるんじゃないかと思いましたけど、あのドヨーンとした演奏が進むにつれ人が減っていきました…(笑)。最高なのになあ。音のバランスが悪い気もしましたけど、あの黒オーラは素敵すぎ。

ここからの行動をどうしようかと迷って、結局いつもあまり見ないようなアクトを見て回ることにしました。

【DANCE STAGE】
Metronomy
NINから立ち直るには踊るしかない!と思って行ったダンスステージ。悪くはないけど、ちょっと単調かなー。私の好みじゃないだけだろうけど。

Tom Tom Club
楽しかったです。アットホームで、ハッピーで。しかしこういうのを聴くことでやっぱり自分はもう少し攻撃性のある音楽のほうが好きなのだと気づきました。あと、なんだかんだいって知ってる曲は盛り上がれるなあと。そういうわけで、HoobastankとB'zを見なかったことを少し後悔。まぁいいや。またどっかで見れるでしょう。

移動中に聞こえる稲葉さんの声。盛り上がってるなあ。雨はかなり弱くなっていました。

【PARK STAGE】
Matisyahu
でもここではマティスヤフなのです。一度見てみたかったんですよ。で、良かったです!部屋着みたいなめちゃくちゃラフな格好で出てきて拍子抜けしましたが(笑)。曲はいいし、バンドの演奏はいいし、ヒューマンビートボックスかっこいいし、声量あるし。客の人数は少なかったですが、踊り狂ってる人がけっこういて楽しかったです。欲を言えばもう少し曲数やってほしかったです。あとメインとの音のかぶりが気になりました。「あ、Numbだ」ってすぐ反応してしまうほど。


Matisyahuが終わった時点でまだリンキンが演奏中でしたが、前二日のバスで散々な目にあっていましたので余韻に浸る余裕もなくシャトルバスへ向かいました。そこで待っていたのは…文字通りの泥沼!すでに長くのびた行列が雨でぐちゃぐちゃになった地面をばしゃばしゃ歩く。白コンバース、完全に死亡。

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バス乗り場から見た花火は綺麗でした。

早めに出たおかげで三日目は余裕で帰れました。寂しかったけど。南港時代だったらゴミ拾いまでしてましたけどね…。いろいろありましたが、今年も最高でした!!でも三日よりは二日のほうが個人的にはいいと思います。都市型フェスなんだし、土日だけでいいでしょう。


皆様お疲れ様でした。ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。また来年!(行けるかな?)



おまけ
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左:どろどろコンバース(2、3日目)
右:底のはがれたぼろスニーカー(1日目)


posted by きょん at 14:33| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Summer Sonic 2009 Osaka 二日目

二日目です!怒涛の轟音祭!

初日はバスの混雑やらでかなり帰りが遅くなりましたが、気合で目覚めバッチリ。余裕で最初のアクトに間に合わせました。着いた時点ですでに日差しは最強です。暑い!!

NINのTシャツを着た人がぞろぞろいて心強い。この日をずーっと待ってたよー!!!盛り上げるぞー!

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オアシスでふわとろオムライスを食べてエネルギー補給し、さっそく轟音ソニックへ。

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巨大なソニックステージ。

【SONIC STAGE】
School of Seven Bells
MySpaceで試聴したときは「ふーん」ぐらいに思っていたんですが、予想以上に良かったです。もっと可愛い音かと思っていたのに何だあのマッシヴ並みのドロドロ重低音は。朝から気持ちよくトリップさせていただきました。

Kyte
前評判が少し気がかりだったKyte。蓋を開けてみると…、そこまでひどくはなかったけれど、レディヘ級だのシガーロスだの言われて期待大で見に行くと確かに肩透かしをくらうかも。新人の危うさが見えたライブ。

65daysofstatic
前回サマソニの衝撃をすっかり忘れたまま、最初2作以外に知らずに行ったけど、度肝を抜かれました。凄まじい演奏力。あの4人で音を鳴らしたときの化学反応といったら。NINに迫るベストアクト。何度でも見たいバンドです。

ここでMercury Rev(以下の全てのアクト)を泣く泣く捨ててNIN待機のためOcean Stageへ。

【OCEAN STAGE】
Paramore
Paramore、にぎわっていました。なかなか良かったと思います。ただ可愛いだけのバンドではなくて。演奏もまぁ安定しているし、ボーカルの女の子も元気で声も出ていて。

Boom Boom Satellites
いちばん有名な曲以外全く知りませんでしたが、めちゃくちゃ踊りました。いやー楽しい。こういうリズムは踊らずにはいられませんね。周りのNINファンも盛り上がってましたよ。こういう、ストイックに演奏で攻めるバンドは好きだなあ。

Nine Inch Nails
この日の、というかサマソニ2009の、いや自分にとってはライブ人生の山となるであろうNIN日本ラスト公演。壮絶な東京ライブの評判を聞いた後でしたが、大阪もすばらしかったです。バンドの調子はすごく良さそうでした。Homeでしっとり始まり、Terrible Lieでみんなで叫んだ「Hey God!」は最高だったし、1,000,000やHead Downなど新しめの曲も聴けたし、大好きなThe Becoming(めちゃくちゃかっこよかった)やBurnも聴けたし、何より最後Wish→The Hand That Feeds→Head Like A Holeで燃え尽きたと思ったら(一瞬本当に終わったと思った)、夕暮れHurt。

もうトレントも周囲の歌いまくってたファンも最高すぎて、でもこれが最後なんて悲しすぎて、Something I Can Never Haveの辺りからほとんどずっと泣いてました。ライブで泣いたのなんて人生初。トレントも涙をぬぐっているように見えました。あんなに感情のこもったライブを見ることはなかなかないだろうな。これで本当に最後だなんて信じたくないけど、ここまでがんばってくれたトレントにただありがとうと言いたい。我がNIN人生に悔いなし。

[SET LIST]
Home
1,000,000
Terrible Lie
Discipline
March Of The Pigs
Something I Can Never Have
The Becoming
Head Down
Burn
Non-Entity
Wish
The Hand That Feeds
Head Like A Hole
Hurt

隣の人と一緒に叫んだ「You f**king promised me!!」楽しかったなー。


あまりに燃え尽きてしまって、前方にいた友人と二人でNIN後すっかり魂が抜けてしまい、他のアクトへ行くこともせずふらふらしていました。しばらく小オアシスでコロナ飲んだりしてたんですが、この日淀川花火大会があることを急に思い出して、SKY STAGE入り口のほうまで行ってぼんやり遠くの花火を眺めたのは何ともいえない美しいひとときでした。

まぁ最後少しだけAphex見ていこうかという話になり、ソニックへ歩く。ソニックに入るときかな?ガラス窓からメインステージの花火が見えて、それもまた綺麗でした。

【SONIC STAGE】
Aphex Twin
こんな音楽にここまで人が集まるとは(笑)。最後の(グロ映像の辺り)数曲しか見ていませんが、すごく良かったです。ともかくちゃんとライブやってくれてよかった(笑)。NINの日じゃなけりゃ、まともに見たんだろうけど。


NINに最後全てを持っていかれた二日目。三日目は抜け殻状態での参戦。そしてトレントが呼んだ(?)雨雲が大阪を襲うことになります…





posted by きょん at 13:36| ロサンゼルス 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

Summer Sonic 2009 Osaka 一日目

ぼちぼちレポート書きます!

【2009/08/07 Fri】

サマソニ史上初の三日間開催、第一日目から。リストバンド交換のため朝6時出発、しかし初日に限ってなかなか動き出さないシャトルバスにイライラ…しちゃいけない。フェスなんだから!

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(初日リストバンド交換の行列。通し券だとまだ早かった)

リストバンド交換を終えたらさっそく物販でNINのTシャツを一枚購入。日付入りの。WAVE GOODBYEの文字がせつない。

しかしこの日は客層に違和感が。ワンピースだしサンダルだし、みんなこんな普段着で大丈夫なの?…というよりフェス慣れしていない人とのトラブルに若干の不安が。

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こちら、オアシスの様子。昼食はネギたこ焼きポン酢がけ。ネギ入れ忘れてたけど。そして私も写真撮り忘れたけど。

【OCEAN STAGE】
■11:30- Marsas Sound Machine (Opening Act)
奥さんのオセロ松嶋尚美が出てきて盛り上げてたり、NIRVANAカバーしたりいろいろしてたけど、パフォーマンスとしては微妙かなあ。フェスらしいけど。

■12:55- Mute Math
さて本日最大の目当てMute Math。ですが、この日は昨年ほどの勢いがありませんでした。何よりステージとの相性が悪かったと思います。もともと声量のないボーカルが強い風でかなり流れていたし、やはりこういうバンドは中(ソニック!)の濃密な空間が合うでしょう。あと、パフォーマンスはそれほど悪くなかったけれど(彼らはうまいですから)、セットリストが私としては今ひとつ。フェスという場、短い演奏時間を最大に生かすセットではなかったように思います。新作からやるにしても、The Nerveはまあいいとして、SpotlightとかBurdenとかもっとフェス向きのがあると思うんだけれども(個人的にはClippingが好きなので聴きたかったな)。まーえらく酷評してますがこれも期待の表れなんですよ!(笑)期待特大すぎてごめんなさい。いきなりTypicalから入って、最後はBreak The Sameで、たいへん盛り上がりました。楽しかったよ、Mute Math。また来てね。大好きなんだから。
[SET LIST]
Collapse
Typical
The Nerve
Backfire
Chaos
Reset
Noticed
Break The Same

【SONIC STAGE】
■(13:35-) The Temper Trap
Mute Mathを最後まで(かなり前線で)見たので、最後数曲だけ。でも見て良かったです!!あの声が入るだけで空気が変わる。声がものすごく世界観に貢献しているバンドだなあと思いました。これは期待の新人。最初から見たかったな。というよりMute Mathが中に入るべきだったのよ、このバンドかGrizzly Bearの後ろあたりに。

■14:40- Grizzly Bear(途中まで)
やさしそうなおじさんたちのやわらかい幸せな音楽。癒されました。曲もいいし、声もいいね。

ここでいったん外へ。
■15:05- Keane (途中から)
そう、ここのかぶりもすごく痛かった。でもやっぱり「野外フェスでKEANE」は見ないといけないと思って外へ走って、大正解!見事に2006年キャンセルの雪辱を果たす堂々たるパフォーマンス。The Temper Trapもそうだけど、声のいいバンドはいいね。加えてKeaneはメロディーがやっぱり最高。ずるいっす。

ここで少し休憩。小オアシスでごはんを食べる。
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名物冷やしきゅうりと、タコライス。美味しかったー。

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マンゴーかき氷。これも美味しかった!初日から食べまくり。

腹ごしらえしたところで、今年インドアに移ったダンスステージの様子を見に行く。
【DANCE STAGE】
■(16:40-) Kid Sister (途中から)
普段聞く音楽ではないけど、踊って楽しませてもらいました。ダンスステージは人があふれなければ雰囲気はいいですね。

【SONIC STAGE】
■17:05- Teenage Fanclub (最初少し逃したかな?)
ああなんて甘酸っぱい青春の音。派手さはないけど、ベテランならでは安定感ってすごいなあと思ったアクト。当たり前だけど、安心して見れますねこういうのは。

■18:35- Sonic Youth
有名どころにもかかわらず予習皆無で参加しました、ごめんなさい。で、こんなどよーんとした暗い音楽とは知らずちょっと驚きました。かっこいいですね。でもちょっと疲れが…で、一部ウトウトしてしまいました。さらにごめんなさい。

■20:15- The Flaming Lips
2006年見れなかったので!見てきました。ウェインさんは元々ああいう人なのか、ちょとご機嫌ななめなのか。やたら客を煽ってましたね。でも噂どおり遊園地のような楽しいショーでした!動物は出るわ、風船に紙ふぶき大量だわ、風船に入ったメンバーが客の上を転がるわで客のテンションは上がる上がる。でもやっぱり合唱できるほどではなくて、ちょっとバンドには悪いことしました。ヨシミ歌えなくてごめんなさい。いい曲なのに。ヤーヤーヤーヤーは最高だったけど。

なかなか充実した一日でした。裏のBEYONCE、WAR、Gogol Bordelloなどかなりいいアクトがあったみたいで、ほんとこの日はかぶりに泣かされました。あと結局その華やかなフェス慣れしてなさそうな(おそらくビヨンセ目当ての)女の子たちとは行動がかなりちがったようで、私はトラブることは少なかったです。や、まぁオシャレなのはいいとしても、マナーやライブに関するいろんな感覚の違いで、フェス慣れしていない人が前線にたくさんいるとちょっと面倒なんですよね。Mute Mathのときに若干、あんな前線にいるのにちょっと体当たっただけでにらみつけられましたからね。

しっかしお盆の渋滞に巻き込まれてシャトルバスが進まず、危うく終電を逃すところでした。帰宅したの夜1時過ぎ。南港じゃまず無かったですね、これは。


posted by きょん at 00:18| ロサンゼルス ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

NIN|JA @Verizon Wireless Amphitheatre, Irvine, CA

NINの"WAVE GOODBYE" tourです。行ってきました。

いやーすごかった。すごかったです。いつにもまして攻撃的に聞こえたのはThe Downward Spiralからの選曲が多いせい?勢いがすごかったです。今回は凝ったセットはなしの直球勝負。バンドの調子も良さそうでした。ということで私のレビュー(とは言えない感想)もタイトに、簡潔に。

-Heresy、Mr. Self Destructがすごく良かった。マシンガンで攻められるような、重低音バリバリ!
-The Becoming: イントロがStillバージョン!美味しすぎ。
-The Fragileやってくれて嬉しかったです。あとThe Day the World Went Awayも。
-今回は録音・撮影OKでした。後から聞くの楽しみ。

以下、公式サイトのフォーラムからのコピペ:
-----------------------------
May 20, 2009
Irvine, CA
Verizon Wireless Amphitheater

Setlist:
Now I'm Nothing
Terrible Lie
1,000,000
Heresy
March of the Pigs
Metal
Reptile
The Becoming
Survivalism
Mr. Self Destruct
The Fragile
Gone, Still
The Way Out is Through
Wish
Echoplex
The Day the World Went Away
The Hand That Feeds
Head Like a Hole
--------------------

サマソニで再び見るのが待ちきれない!そしてそれが私にとって最後のNINライブになるでしょう…(涙)


こちらはファンによるHeresyの映像。ピットにいた人なのでものすごく近いです!いきなりカメラ落としてますけど(笑)


おっと、Jane's Addictionについても書かねば!えっと、すんごく良かったです。何にも予習していかなかったんですけど、もう何というか、パフォーマーですね。変な帽子も柄シャツも、ナヨナヨしたルックスも最高。演奏もうまいし音も好みだったし、CD買おうかと思ってます。自分がバンドだったらああいうパフォーマンスのあとに出演したくはないですね。かき消されてしまいそう。あれは「締め」で正解かも。まぁ、ファンとしてはNINで終わりたい気持ちでいっぱいだったけど。
ラベル:NIN jane's addiction
posted by きょん at 14:10| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

Nine Inch Nails @The Forum, Inglewood, CA

えーっと、突然ですが、今アメリカにいます。そして念願のNINの本国でのライブに行ってきたのでご報告を。

取り急ぎセットリスト:

999,999
1,000,000
Letting You
Discipline
March of the Pigs
Head Down
The Frail
Closer (The Only Time)
Gave Up
The Warning
Vessel
5 Ghosts I
17 Ghosts II
19 Ghosts III
Ghosts Piggy
The Greater Good
Pinion
Wish
Terrible Lie
Survivalism
The Big Comedown
31 Ghosts IV
Only
The Hand That Feeds
Head Like A Hole

[Encore]:
Echoplex
Reptile
God Given
Hurt
In This Twilight

こうやって見るとかなりの曲数やってますね。
ラベル:NIN
posted by きょん at 23:55| 大阪 ☀| Comment(2) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

Arcade Fire @なんばHatch

2008年一発目のライブに行ってきましたー!この日大阪はレイジとかぶっていたわけなんですけども…、レイジも見たかったんですけども…、2005年のサマソニで見たあの衝撃は忘れない、あのとき誓った「次来日したら絶対行く!」を破るわけにはいかない!ということでArcade Fire。今回も熱いライブになりましたよ。

7時過ぎから8時半頃までの約1時間半。セットリストはもうごちゃごちゃになってよくわかりません(苦笑)。でも期待していたものはほとんどやったと思います。

改めてライブバンドだなあと思いました。初めて見たときほどの衝撃はないにしても、登場から鳥肌ものでした。Hey! Hey!の掛け声あり、大合唱コーラスあり、サイケなみに突っ走って踊りまくることもできる、ということで楽曲からしてかなりライブ向きだと思うんですけど、何よりもこの人たちのライブと言ったらですね、エネルギーが半端無い。しかもこれがライブが進むにつれてどんどん加熱していくんですよね。

ハイライトはアンコール最後のWake Upでしょうか。個人的にこの曲が好きだっていうのもありますけど。サマソニで初めて出会ったときのオープニングがこれ、そして今回のライブの締めがこれ。ちょっと象徴的でしたね。まあこの曲といえばあのコーラスがすごいということで、それだけでまた鳥肌(笑)。今回は客の合唱もかなりボリュームが上がっていて(期待の表れですね)まさに大大大合唱。すごかったですよー。

パイプオルガンにバイオリンにコントラバスにアコーディオンといった多彩な楽器のせいで、バンドというより楽団のようなにぎやかさ。何だか仲も良さそうだし、兄弟姉妹のようにも見え、見ていてほほえましいです。クラシカルでレトロな衣装も可愛かったです。

楽しかったー。次はまたフェスで見てみたい!


(でもでもでも、いちばんの驚きは、チケットをもぎっていたのが友人だったこと(笑)。イベント系のバイトしてるのは知ってたけど、まさかここで会うとは!)

※追記:セットリスト
ラベル:arcade fire
posted by きょん at 23:54| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

Battles @心斎橋 Club Quattro

向こうでMUSEを見て以来久々のライブ。これは面白かったです。アングラ、サイケ、前衛的かつ原始的。珍しいもの好きの文化人(というような見た目の人々)が押し寄せ会場はすっかり満員、チケットも売り切れ。

楽曲の中心は間違いなくドラムで(ドラムセットそのものもステージ中央に置かれていました)、定型化されたポップミュージックに慣れた現代人の耳にはちょっぴり複雑な、ドンドコドコドコリズムをひたすら追いかける1時間。綺麗なメロディーを奏でる気なんてない、そんなの必要ない、リズムを感じろ音を感じろ、揺さぶられるままに踊り狂えと言われているような気がしました。そしてそのとおり踊りましたとも。

楽しかったですよー。なんだか洞穴の奥で秘かに行われている宴のようで。「♪いもほり」だしバナナは出るし(笑)。

サイケ系のライブは我を忘れて飛べるから好きです。格好気にせず音に溺れられるので(同じような理由でテクノも好きなんですが)。

音への原始的な衝動を掻き立てられるいいライブでした。
ラベル:battles
posted by きょん at 23:24| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

Muse @ The Forum

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ちょっと今パソコンが完全にダウンしてしまって学校のパソコンルームを使わなければならず更新がすっかり途切れています。すみません。

それでですね。

理由はともかくとして、とりあえず今またアメリカにいます(笑)それで行ってきたのですよ、MUSEのライブに。また、って感じですが(笑)

以前はスポーツの試合会場として使われたというドーム並みの巨大な会場に(屋根つきの球技場のような感じ)非常に非常に豪華なセットリストでした。サイドニアから始まりTake A Bowで終わるパターンなのですがアサシンやSing For AbsolutionにSunburnにCitizen Erasedなどなど聴きたい曲はほとんどやってくれました。アンコール2回もやってくれたし大満足。

そして今回もやはりやはり、鳥肌だったのは仰々しいまでにドラマティックなHoodooだったのです。後ろにいたお兄さんも"Muse fucking rocks!"叫びまくり。いやいやほんと何かが降臨してた気がします。マシューはサイキックだし、何か憑いててもおかしくないのでは(笑)

最後のほうは展開読めましたけどね、ここまでやるならさらにもう一回アンコールあってストックホルムやってTake A Bowまでいくだろうと(笑)。

今回はスタンド席のかなり上のほうだったので全体を見渡せました。下のフロアはもちろんオールスタンディング、とはいえまったくブロック分けされてないのは少々危険ではないでしょうか(笑)さすがアメリカ??よく見ればステージ前中央にはサークル・オブ・デス(MUSEのではないぞ・笑)のような空間があり乱闘になってました。MUSEで乱闘って…。


サマソニでも単独来日でもTシャツ買ったのにここでもまた1着買ってしまいましたよ。ボーダーのやつ。赤いのも可愛かったなぁ…。

バスとメトロの時間にギリギリ間に合い交通費は往復3ドルで済ませることができました。パチパチ。タクシーじゃ50ドルくらいかかるんじゃないでしょうか。


セットリスト
ラベル:Muse
posted by きょん at 23:52| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

Muse @ Zepp Osaka

さすがに今日は若い女の子も多いなあTOOLのときとは大違いだなあ、自分もそんな一人と思われているんだろうかと思いながら踊りまくってきました、MUSE!!

サマソニのときのようにTake A Bowのイントロが流れないので今日は違う曲でスタートだなとニヤリ。でもまさかまさかAssasinから来るなんて!反則です!イントロと同時に歓声が爆発。刺客なんだから不意打ちで当然なんですかね。

MUSEってものすごくポップなイメージだったんですけど(実際そうですが)AssasinとかHysteriaとか気がついたら頭ふりまくってましたよ。絶対メタル色ありますよね…。

しかし個人的にハイライトだったのは会場が大合唱のプラギンベイベーでもTime Is Running Outでもなく、メタル系のリフが血を沸騰させるStockholm Syndromeでもなく、新作のなかでもTake A Bowと合わせてひときわ「過剰の美学」全開の、Hoodooでした。ああいうタイプの曲こそライブで大化けするんですよね。不覚でした…。一瞬で荘厳な空気が会場を支配し、皆棒立ちで吸い込まれるように見入っていました。

すごくすごく聴きたかったAssasinもやってくれたしFeeling Goodもやってくれたし、まあできればCitizen ErasedとApocalypse Pleaseが聴きたかったけど、マシュー王子の宇宙人ぶりをあとの二人がどっしり支えるという構図はいつもどおりで、とにかくとにかく楽しかったです。

お疲れ様でした。


MUSE SETLIST
[@Zepp Osaka 2007/3/14]

Assasin
Butterflies and Hurricanes
Map of the Problematique
New Born
Forced In
Hysteria
Muscle Museum
Hoodoo
Feeling Good
Take a Bow
Starlight
Invincible
Super Massive Blackhole
Time is Running Out
Stockholm Syndrome

Plug In Baby
Knights of Cydonia
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2007年02月08日

TOOL @Zepp Osaka

すごかったですよ〜!サマソニとほとんど同じセットリストでまたこの展開かよ〜なんて思ったりしましたけど、まああのパフォーマンスで全部許せちゃいますね。ちょっとその辺はずるいですね(笑)


・前座はなし。

・赤っぽい上着とカウボーイハットで現れたメイナード。帽子をとるとやはりモヒカンでした。登場するやいなやSTINKFISTのあの妙なダンスは…(笑)お茶目な人ですね。

・Wings For Marieの直前でライターの灯をかざします。宗教みたいでしたよ(笑)これから行かれる方はぜひライターを持ってってください!

・予想どおり期待どおり"10,000 Days"はこの日のハイライトとなりました。映像と合わさったときの破壊力は凄まじいですね。

・要塞のようないかついドラムセットの中で難しいフレーズを淡々と叩き続けるダニーさん。私の周囲でも「すげー!」の声が次々と。客の目はドラムに釘付けに。千手観音のようでした…

・意外と(?)普通なお客さんが多かったです。サマソニの客層そのまま。女の子でもけっこうノリノリだったり。外人さんはやっぱりたくさんいました。

・アンコールもなしです。


【セットリスト】

STINKFIST
FORTYSIX & TWO
JAMBI
SCHISM
LOST KEYS
ROSETTA STONED
THE POT
WINGS FOR MARIE (ライターを持っていきましょう!)
10,000 DAYS
LATERALUS
VICARIOUS
AENIMA


ラベル:tool
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2007年01月29日

Wolfmother @心斎橋Club Quattro

2007年初ライブ。小さいハコは久しぶりでした。

前座は同じくオーストラリア出身のWolf & Cub(こっちも狼かい・笑)、ヴォーカル&ギター、ベース、ドラムが二人の変則的な構成。リズム主体の音楽なんですけどなんか変。すごく変(笑)。サイケ度かなり強かったです。曲にバラエティが増えてもう少しのりやすいメロディーなんかがついて、さらに演奏に磨きがかかればものすごく踊れるライブの楽しいバンドに成長すると思います。面白かったです。

そして本編のWolfmotherなんですが…いやーほんと楽しかったです。まだアルバム一枚しか出してなくて来日もフジとこの単独の2回の新人扱いな彼ら、しかしそこいらの中堅ぶってるバンドたちよりよっぽどいいパフォーマンスだったと思います。ヴォーカルよく声通るし、音楽的にライブのほうがサイケ度を増して楽しくなるのも美味しいし、案外いろんなふうに踊れて気持ちいいです。ライブ向きですね。

アルバムと同じDimensionからのスタートでいきなり盛り上げるのもよし、ヒット曲のLove TrainやWomanを最後まで引きずらず中盤のいい位置で入れてたのもよかったです。テンポ速めの曲ではモッシュも起こってたり…(笑)大変盛り上がりました。けっこう曲数やってたからアンコールは無いかもなと思ってたんですけど、気合入りまくりで4曲もやってくれました。しかも1曲はもしかすると狙っていた人も意外に多かったかもしれないツェッペリンのカバー!気づいたらそのたった一枚しか出してない彼らのアルバム全曲を演奏していたというのもまたファンには美味しい話で。

大満足でした。


【セットリスト】

Dimension
Pyramid
Apple Tree
White Unicorn
Love Train
Where Eagles Have Been
Witchcraft
Tales From The Forest Of Gnomes
Woman
Mind's Eye

-Encore-
Vagabond
Colossal
Communication Breakdown (Led Zeppelin Cover)
Joker & the Theif


しっかしあの「イッショニオフロニハイロー」のMCは…(笑)観客にコールまでさせるとは(笑)
ラベル:Wolfmother
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2007年01月21日

WE WILL ROCK YOU

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QUEENのロックミュージカル『WE WILL ROCK YOU』を観賞。(写真は暗闇の中で光るサイリウム¥300。記念に。)

QUEENファンのみならずロックファンなら楽しめる要素てんこ盛りでした。聞き覚えのある名前が次々と(笑)歌詞から取り入れたいろんな人・物の名前に始まりストーリーや台詞の細部までこだわっていて、QUEENそしてロック一般を知っていれば知っているほど楽しめるようになっていました。

音楽はもちろん全てQUEENの曲なのですが、キャッチーで力強いメロディーと歌詞を軸としたスケールの大きい楽曲群はミュージカル向きだなぁと感じました。うまく目をつけたもんですね。観客もリピーターが多く、後半「WE WILL ROCK YOU」以降のヒットパレードは総立ちになって会場はたいへん盛り上がりました。特別な楽器がなくたって何も持っていなくたって音楽は生み出せる、そこでこの曲を持ってきたのは上手いですよね。何だか全編にわたってロックの精神が息づいていて感動しました。アンコールはもちろんあの曲で(笑)

私はミュージカルについてはよく知らないんですけど、この作品はおそらく一般のミュージカルよりはロックファン向けに作られたものだと思われるので、観客もどちらかというとライブのノリで来ている気がしました。年齢層が幅広いため実際のロックのライブよりはもちろんかなりおとなしいですけど。あ、フレディーのコスプレしてる人いましたよ、黄色いジャケットに白いパンツの(笑)

やっぱロックはいいですね。私も年をとってもこういう場に足を運んで熱いロック魂を持ち続けたいと思いました、人に迷惑をかけない程度に(笑)

個人的には特にオープニングが好きでした。上手いです、あれは。
posted by きょん at 23:22| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

Summer Sonic 06 Osaka 第2日目

黄色いリストバンドをつけた二日組はダラダラゆっくり出陣。

【MOUNTAIN STAGE】
■JOHNNY BOY
遅刻しました。朝からかなり混んでました。キラキラ。


■65DAYSOFSTATIC
しびれましたね〜!複雑なリズムで狂ったように踊りましたよ。静から動への爆発がたまらんですね。これからが楽しみ。


■オアシスで昼食。ケバブサンド。今年もタワレコタオルをゲット。
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【OPEN AIR STAGE】
■AVENGED SEVENFOLD
途中から。これ、すっっごいかっこよかったです!!明らかに後のバンドを食ってました。骨太な演奏、そしてヴォーカルの人オーラありすぎ、歌上手すぎ。うるさい音楽に負けないどころかすべてを飲み込むようなあの声量と伸びは何。ギターの人の佇まいといい、すごい。

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■ZEBRAHEAD
いつもどおりの下ネタMCと、中指立てて4文字言葉(笑)ズボン下がりすぎ(笑)楽しかったけど、う〜んちょっと飽きたかも。演奏走ってるしなぁ…。

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■HOOBASTANK
なぜかダグのおばあちゃん(日本人)が登場。(東京ではお母さまが登場したらしいですね)あれっ、これってフーバスじゃないなぁ誰の曲だっけ、と思ったら突然BON JOVIのLIVIN' ON PRAYERをカバー。もしかしたらこれが一番盛り上がったんじゃないかという大合唱だったところを「でも今はhoobastankだよ」とピタリと止めて(笑)、耳になじんだあのイントロ、THE REASON。やっぱり合唱でしたね。最後は絶対くると思ったOUT OF CONTROLで文字通りOUT OF CONTROL状態になり大変盛り上がりました。


■DEFTONES
DEVENDRA〜と迷ったけど、夕暮れに似合いそうだなぁと思ってDEFTONESを選択。移動も面倒なので。後ろに下がって中華丼を食べながらまったりと。食べてたら眠くなってちょっと一休み(笑)、雨粒に起こされた頃には「PASSENGER」が。あぁここにメイナードがいたらなぁ…


■METALLICA
30分ほど押してさんざんじらしまくってスタート。すっかり夜です。

すごかったです。途中DAFT PUNKへ行こうとしたけどジェイムズさんの素晴らしい歌声に引き留められて戻り、「マスター!」のお約束もやり終えてもう一度ダフト行こうと思ったらマウンテンは規制がかかっているとの情報が入り、「じゃあやっぱりパペッツ20周年記念を拝もう」ということで、結局METALLICA全部見ました(笑)。

いや〜素晴らしかったです。もう宗教ですよねあれは。メタリカ教徒というか暴徒が押し寄せて、それ以外の客も巻き込んで何万人という人が一斉に「DIE!DIE!」「マスター!マスター!」言うてるわけですよ。この盛り上がりは04年のGREEN DAYを思い出しましたが、あっちのほうがまだ健康的(笑)。

頭振りまくり音楽も楽しかったけど、個人的にはパペッツ全曲やったあとのバラードが印象的でしたね。神々しいジェイムズさんの歌声。2時間ちょいのセットはちっとも長さを感じさせず。アンコールでは新曲も披露、最後の最後までファンサービスたっぷりで(一人ずつマイクで挨拶してました)、大御所なのにちっとも威張っていない、自然と発せられるカリスマオーラなのでした。とても素敵なおじさまたちでした。かっこええ…。


余韻に浸りながらゴミ拾いをしてフラフラと出口へ。毎年思うことですが、最大の後悔はやはり予習不足。パペッツ全部やるって知ってたのに、ちゃんとTSUTAYAで借りてコピーしておいたのに、何をやってたんだ私は。もうアホです私はアホです。ネットでライブ映像を見て「お約束」をいくつか覚えていったのは大変役にたちましたが。


こうして今年のお祭りも終了です。友人によると規制のかかったDAFT PUNKは数万人規模のダンスフロアと化し、そしてメタリカとダフトの裏というTHE FLAMING LIPSももうめちゃめちゃ楽しい遊園地のようなライブだったそうで。今年はトリがどれも素晴らしかったんですね。迷って泣く泣く一つに絞らなければならなかった人たちがどこへ行っても「最高!」って言えるなんてすごい。すごいですよ。(でもKEANEのファンは可哀想でしたね…)


お疲れ様でした。筋肉痛とともにしばらくぼーっとしましょう。

MTYのサイトで一部ライブ映像配信してます!東京のですけど。ダーイダーイ言うてますよー!!
http://www.mtvjapan.com/event/summersonic06/ss06_ch7_movie01.html
posted by きょん at 23:11| 大阪 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

Summer Sonic 06 Osaka 第1日目

疲れました。帰りの電車は数秒おきにまぶたがシャットダウン。

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8時過ぎに到着。長蛇の列。3時間かけて物販にたどり着く。MUSEのTシャツ購入。


【MOUNTAIN STAGE】
■Whirlwind Heat
サイケ。超サイケ。

■MUM DJ SET
もうちょっと最初のほうでアシッドな感じのをやってくれたら盛り上がったかもしれませんね。出演順がかわいそうだったかも。マンドゥ待ちの客にはウケなさそう。でも個人的には楽しかったですよ!熊さんのかぶりものもかわいかったし(笑)おちゃめですね。


【AQUA STAGE】
昼食。


【SONIC STAGE】
■SECRET MACHINES
演奏と照明の調和がすばらしく、オープニングからトリップしそうでした。白い白い幻想的な世界。気持ちよすぎて眠くなってしまいましたが。
 

■ANDREW W.K.
思ったとおり熱い!登場前からコールや手拍子が起こるなど、客は待ちきれない様子。満員に近かったと思います。登場からアクセル全開。めちゃめちゃ熱いステージでした。まさにパーティー一直線でした(笑)。名残惜しいけど1,2曲見て移動。


【OPEN AIR STAGE】
■LOSTPROPHETS
最後のほうだけ。前に比べたらイアンの歌はましだけど、やっぱり演奏がガタガタしている気が…。曲はいいけど。Last Train Homeに間にあってよかったけど前に2回見てるし、アンドリュー見てても良かったかも。


■MY CHEMICAL ROMANCE
意外と声出てましたね。いきなりI'm Not OKやっちゃってびっくりしました。


■MUSE
Take A Bowのイントロで「きたーーーー!」、もう最高のオープニングですね。♪Take a bow〜って歌ったあとにお辞儀するパフォーマンスが好きでした。しかし何なんだあの衣装は(笑)。一瞬タイツかと思いました。足細い!!Butterflies and Hurricanes、Stockholm Syndrome、Knights of Cydoniaなどなど一通りやってほしい曲はやってくれましたが、やっぱりちょっと短かったかな。

ほとんどの曲で歌いまくり跳びまくり踊りまくり。期待通りのすばらしいパフォーマンスで感動しましたが、最前ブロックがリンキンファンばかりで辛かったです。や、別にリンキンファンがいるのは普通のことだと思うんですけど、びっくりするぐらいマナー悪いんですよ。全然のらない。棒立ち。あれじゃあアーティストに対してもそのファンに対しても失礼ですよ。ファン層の問題もありますが昨年のWeezer→Oasisはすごい盛り上がりだったのに。Slipknot→NINは逆にきれ〜いに入れ替わってくれました(笑)。


すぐ移動。逃げるように移動。


【SONIC STAGE】
■TOOL
余裕で間に合いました!全部見ました!
すっっっごいです。異世界でした。何なんですかあれは。そして4人の息が0,000何秒という単位でピッタリ合っているというか、正確で一切ぶれることのない緻密な演奏。後ろの気持ち悪い映像も最高。ハイライトはRosetta Stonedでしょうね。ドロドロぐるぐる。ドラム上手すぎですね。ていうか全員上手いですね。ほとんど突っ立って演奏してるだけなんですけどものすごいオーラでした。闇。闇です。

お客さんは少なめでした。でもコアなファンが多そうでした。TOOLのためにきましたというかTOOLのために今まで生きてきましたというぐらい踊り狂い拳をかざして歌っているファンが私の近くにいて、じーんとしました。なんか、いいなあ。幸せそう。


【MOUNTAIN STAGE】
■MASSIVE ATTACK
なんとMOUNTAIN STAGEはステージ進行が30分ほど遅れていたためほとんど見ることが出来ました。Teardrop→Angel→Future Proofの流れ最高。闇の粒子に包まれてゆらゆら踊りました。ちょっと眠かったけど。終わったら10時。ひ〜。


コンビニでごはんを買って、食べて帰宅。眠い。眠い。眠い…
posted by きょん at 23:43| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(2) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

COLDPLAY @インテックス大阪 5号館

良かったです。もっとおとなしく淡々と演奏するのかなと思っていたんですが、予想以上にCOLDPLAYはロックバンドでした。クリス・マーティンさんは熱い男でした。別にシャウトしたりしませんけど(笑)無愛想でもなく逆にちゃらちゃら喋りまくるわけでもなく、シンプルにライブを進めながらも一生懸命コミュニケーションをとって楽しんでいる感じが良かったです(いい人そうだな〜、と)。

セットリストはシドニー公演とほぼ同じ。流れはわかっていても曲が始まるたびに嬉しかったです。ライブ版のアレンジも良かったし(特にThe Scientistのピアノが好きでした)。そして映像と照明の演出も彼らの音楽に合っていて素晴らしい。Yellowの後半では大きな黄色の風船が飛び出してきて客の上をふわふわ跳ねていました。いい雰囲気でしたね〜!


ということでバンドやライブそのものは良かったんですが、まぁ何より残念なのが私のチケットの整理番号(笑)。あんな後ろだとは思いませんでしたよ、発売してすぐ買ったのに。こればっかりは仕方ないですけどね、でも私が呼ばれたあとは「前売り券をお持ちの方は(全て)お入りくださーい」ですよ(苦笑)。ええもちろんクリス・マーティンさんは指の爪ぐらいの大きさでした。

そんな「ものすごく後ろ」だったので盛り上がりも控えめで。というか前のほうの状況はわからないのですが、COLDPLAYの客層ってやっぱりおとなしいんですか?あんなもんなんですかね〜。もっと大合唱したりジャンプしたりしたかったなー。今日は「めったにライブなんて行かない(ライブ慣れしてなさそうな)普通な感じの人」が多かったようにも思います…。単にハコが大きいせいなのかなあ。やっぱりフェスとは空気もちがいますよね。それでもアンコールのIn My Place〜Fix Youはそこそこ盛り上がって、歌ってる人もけっこういましたね。In My Placeの♪Yeah〜で一斉に腕が突き上がる光景は後ろから見ていてとても美しかったです。


ところでもうご存じの通り、インテックスはサマソニのインドアステージの会場です。何度も来てるけどやっぱり大きいです。今日の整理番号の様子から単純に計算すると15000人は入ります(スタンディングの場合)。あの大きさで入場規制になったり、あれだけの人数が盛り上がるのって大変なことだと思います。フェスの魔力ってすごいですね。


かなり適当なレポートですが、なんか一気に眠くなってきたのでこれにて終了(笑)。ライブ行った方、お疲れ様でした!!

次はいよいよサマソニです!!


【SET LIST】

01. Square One
02. Politik
03. Yellow
04. Speed of Sound
05. God Put A Smile Upon Your Face
06. What if
07. Don't Panic
08. White Shadows
09. The Scientist
10. Til Kingdom Come
11. Trouble
12. Clocks
13. Talk

[Encore]
14. Swallowed In The Sea
15. In My Place
16. Fix You


映像、照明どれも素晴らしかったです。Swallowed〜の文字が浮かび上がる映像キレイだったな〜。ラスト2曲が意外にシンプルなのも良かった。


※追記 7/17

さっそく上がってましたよ〜。ライブ最初のSquare Oneです。ちょっと観客の声がうるさいですけどね(笑)
http://ime.st/www.youtube.com/watch?v=YN8Zc0tIGJ4


ラベル:Coldplay Live Report
posted by きょん at 22:31| 大阪 ☁| Comment(12) | TrackBack(2) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月04日

Sigur Rós @なんばHatch

日付が変わったので昨日のことになります。Sigur Rósの単独来日公演に行ってきました。

本当にすごかったです。フジ行っとけば良かったと思いました。あんな音楽、あんなライブ、世界中のどこを探したって他にないです。照明の演出が素晴らしく、音楽と合わさるとトリップしてしまいそうな鳥肌ものの情景でした。光と音が作るSigur Rós世界。まさにLights And Sounds、あ、それはYellowcardでしたね、すいません。

この衝撃この感動を言葉にするのは難しいです。言葉にすると安っぽくつまらなくなってしまうのはもう分かっています。でも忘れてしまうのはもっと嫌なので、拙い表現力ながら出来る限り記録しておくことにします。


到着すると、すでに場内は霧がたちこめており、ステージは青いライトで照らされていました。Sigur Rósの幻想的なショーは待ち時間から始まっているのです。客は同世代〜やや年上。大学生や社会人の若い人が多いようでしたが、もっと上の人もちらほらいました。

予定通り19時に開演。前座のAminaが静かに登場。色鮮やかなワンピースに身をつつんだ4人の女性。観客からは「かわいい!」という声も。この数日前にテレビで『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』が放送されていたわけですが、まるでそこからエルフが飛び出してきたようなルックスと、美しく透明な音世界。チェロなどの弦楽器、鉄琴、オルガンのほか見たこともないような様々な種類の楽器を演奏していました。一斉にベルを叩くところでは妖精たちが遊んでいるようでとても楽しそう。前座らしくSigur Rósファンが好きそうな幻想的な音楽でとてもいい雰囲気でした。


前座が終わるとステージに白い幕がかかります。幕は薄くて裏側の様子がほんの少しだけ透けて見えるのですが、たとえメンバーが通っていたとしてもシルエットだけなのでわかりません。

20時、Takk...のイントロとともに幕に映像が映し出されます。夕日に染まる水面のような赤い情景。それとクロスフェードしてステージの奥からもライトが当たり、幕には楽器のシルエットが大きく映ります。そして動く人の影。メンバーの登場で歓声が。そのまま幕には演奏するメンバーの大きなシルエットと正面からの映像が入り乱れるように次々と映ります。Glósóli後半の轟音では鳥肌がたちました。このオープニングの衝撃は想像以上で、このあと幕が開いてからの曲がおとなしく感じられるほどでした。

演奏されたのはTakk...からの曲が多かったです。Gongはドラムが心地よくてゆらゆら揺れてしまいました。マイクスタンドに手をかけるJónsi、チェロの弓がまっすぐ上にのびています。声はCDで聴いたまんまどころか暗闇に響きわたる独特のファルセットは神々しささえ漂っていました。

圧巻はOlsen Olsen、Hoppípolla、Með Blóðnasir。Aminaの皆さんもストリングスでサポート、ステージ奥からの光が演奏者をフラッシュのように照らし、人が次々に現れたり消えたりしているように見えました。

Heysatanの最後、ステージが暗くなりメンバーが順に去っていきます。鳴り止まない拍手。この時間はかなり長く感じられました。しばらくするとメンバーが再び登場。Jónsiが何かを喋ります。アイスランド語らしく意味はわかりません。英語も少し入っていましたが訛りがきつくてよくわかりませんでした(笑)で、突然「お誕生日の歌」inアイスランド語。誰か誕生日だったんでしょうね。会場からは手拍子が起こりとてもあたたかな雰囲気につつまれました。

アンコールはアルバム( )からUntitled 8。再び薄いベールのような幕が閉じていきます。めまぐるしい人のシルエットと映像のフラッシュ。会場は完全にSigur Rósの世界に飲み込まれていました。リズムに合わせ揺れている人、頭を動かしている人も少しいましたが、ほとんどの人は微動だにせず立ち尽くしていました。

盛大な拍手に包まれて幕が開きます。ステージ奥のスクリーンには大きなTakk...の文字が浮かんでいました。メンバーがAminaの皆さんとともにステージ前方に並び、深々とお辞儀。いっそう大きくなる拍手はメンバーが去っても止む気配はありません。嬉しそうにまた登場、さっきと全く同じように横一列に並んでお辞儀。電気がついて終了のアナウンスが流れてもまだ拍手は続いていて、満面の笑みでメンバーまたまた登場、本日3度目のお辞儀。本当に嬉しそうでこっちもニンマリしてしまいました。


終わったのは10時きっかり。本編Sigur Rósだけでなんと2時間です!驚きです。そんなに長かった印象がまるでないのです。気づくと足腰がものすごくだるくなっていました。前座や待ち時間を入れれば3〜4時間ほとんど動かず立ちっぱなしだったわけですからまあ当然ですね。それでも全く長く感じさせないところはさすがです。


もう別世界でした。あの時あの場所には何かが棲んでいました。何かが光臨していました。終わったあとはしばらく放心、今もあのフラッシュと轟音から目覚めることが出来ません。セットリスト順にMP3プレーヤーのプレイリストを組んで余韻に浸っています。

これからもずっと記憶に残りそうな特別なライブ。最後はやはりアイスランド語のあの言葉で締めたいと思います。Sigur RósとAminaの皆さん、Takk!




[SET LIST]
Sigur Rós @なんばHatch, 2006.4.3.Mon

Takk...
Glósóli
Ný Batteri
Sæglópur
Njosnavelin (Untitled #4)
E-Bow (Untitled #6)
Gong
Andvari
Olsen Olsen
Hoppípolla
Með Blóðnasir
Viðrar Vel Til Loftarasa
Svo Hljóott
Heysátan
Popplagið (Untitled #8)
posted by きょん at 01:26| 大阪 | Comment(8) | TrackBack(0) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

Yellowcard @Zepp Osaka

TOEIC終わったその足で南港まで急ぎます。SUBWAYで軽く腹ごしらえしてZeppへ向かいました。すでに5時半。とっくに開場時刻はすぎていて行列もありません。コインロッカーに荷物と上着を放り込んでいざ戦場へ。

正直、YELLOWCARDの単独でZeppは早いんじゃないのと思っていたら、やっぱりまだまだ埋まっていません。スイスイ前に行けましたが、今日はやや疲れているので前線を避け、手すりの前のほどよい位置に陣取って待機。やっぱり若い子多いですね。学生が多いように思いました。

前座のThe Movementはルックスがサラリーマンのようで、カッチリしたスーツでギターをぎゃんぎゃんかき鳴らしてパンク(スカ系の)やってたのが面白かったです。

そしてお待ちかねのYELLOWCARDは…最高でした。最初の曲を友達と予想していて、当たりました、Lights And Sounds。続けてWay Awayとしょっぱなから盛り上がりました。一斉に拳が突き上がります、♪Anything♪

セットリストはほとんど覚えていませんが、彼らの出世作Ocean Avenueと新作Lights And Sounds、両方からまんべんなく演奏していたと思います。しかし個人的にものすごく印象に残ったのはその2枚からの曲ではなく、彼ら自身もvery very old songと紹介していたOne For The Kidsからの曲、Cigarette(と言っていたように思います)。これがもう彼らお得意のエモーショナルな絶品ロックバラードで、初めて聴いたにも関わらずいちばん感動しました。One For The Kidsは持ってないけど欲しくなりましたね。

さらに今日のいちばんの驚きは、ライアン(Vo.)が両手でWを作ったかと思うと「昨年Summer Sonic行った?Weezer見た?」と言って、なんとWeezerのSay It Ain't Soをカバーしたのです!!YELLOWCARDがWeezerをやるとは予想外でした。その後だったか忘れましたが「またSummer Sonicで会おう」って言った気がします!!もしかして今年も来るんでしょうか!?

全体を見てて思いましたがこのバンドまた腕を上げましたね。演奏もそうだけどライブ進行・客とのコミュニケーション・間の持たせ方など本当に上手くなっていて嬉しくなりました。各パートのソロもダラダラせず「見せ場」として素晴らしかったし、MCを挟んでいるにも関わらず途切れることなく流れるように次々演奏していたのが良かったです。Only OneやBelieveでの大合唱、最後のOcean Avenueでは観客にコーラスパートを教えて歌わせる(♪ア〜ア〜ア〜♪気持ち良かったなぁ)。ライブだからこそ出来る「バンドと客が一緒に作り上げる」楽しさ、たっぷり詰まっていました。

終わったあともバイオリンのショーンは前のお客さんと握手しまくり、ピックやセットリストのほかペットボトルなどあげられるものは全て投げていました(笑)相変わらずのいい人っぷり。ほんとにほんとに根っからのいい人です。ライブ中はやっぱりいちばん動きまくってました。弾いてる時間より動いてる時間のほうが長いんじゃないかと思うほど(笑)

今日はアンコール無しでしたが十分満足出来るだけの内容でした。ドリンクのコインを「ブルドック」と引き替え1杯ゴクリ。食べずに飲んだので少し回りました。弱いなあ。その後は南港のレストランで食事。友達とライブの感想を語り合うのが楽しいのです。いい雰囲気のお店でした。

うーん、充実した1日でした。長かった。

(TOEICについてはきかないでください)


♪現在のBGM: Weezer / Blue Album


**********

※追記:セットリスト情報を手に入れました!

[Set List] Yellowcard @Zepp Osaka
2006.3.26

1.Lights And Sounds
2.Way Away
3.Avondale
4.Only One
5.Sure Thing Falling
6.Life Of A Salesman
7.Empty Apartment
8.Rough Landing, Holy
9.Cigarette
10.Believe
11.Say It Ain't So(Weezer Cover)
12.Down On My Head
13.October Nights
14.Breathing
15.Holly Wood Died
16.Ocean Avenue

posted by きょん at 23:58| 大阪 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | ◆Live Reports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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